茨城大学農学部の構内には、冬桜の銘板が付いた樹が数本あります。一重咲きと八重崎がありました。八重崎は写真のようにとても美しい色合いをしています。八重崎を十月桜と書いてある公園もあります。写真は11月6日に撮影しました。
可愛い花で、牛久自然観察の森で初めて見ましたが、なんだかかわいそうな名前です。図鑑を見ると、北アメリカ熱帯地方原産の白い小さな花を咲かせるキク科の多年草のようです。大正時代に植物学の権威牧野博士が東京都内の掃溜で見つけて、「掃溜菊」と命名されたと記されています。日本では関東地方以西の暖かい地方で広まっており、帰化植物として指定されているようです。写真は11月6日に撮影しました。
雨上がりの牛久自然観察の森で撮影しました。薄紫色の美しい野菊です。時々白い色の花もあります。花はまだ雨に濡れていました。この菊はm2㎝くらいの小さなものですが、自然の中で見ると、ハッと驚くほどの美しさを持っています。写真は11月6日に撮影しました。
牛久自然観察の森で鮮やかな赤い実をつけていました。モチノキ科の常緑高木で、茨城県以西~沖縄及びアジア南東地域などの比較的暖かい地方に分布しています。わが国では、公園や街路樹として広く植栽されており、6月頃白い小さな花をいっぱいつけています。冬になると小鳥が飛んできてこの赤い実を食べています。写真は11月6日に撮影しました。
牛久自然観察の森の林の中の観察路脇で見かけたマンリョウは、まだ青い実をしていましたので、笠間の菊まつりで見かけた赤い実のついたマンリョウの写真に更新しました。前掲の千両・百両などと比較してご覧ください。写真は11月10日に撮影しました。
牛久自然観察の森の建物の入り口付近で毎年赤い実をつけています。説明も詳細にわたって記述されており、勉強になります。千両や万両などとともに正月の飾りとして使われています。説明によれば、万両、百両、十両(ヤブコウジ)は、ヤブコウジ科であり、千両はセンリョウ科であると記されていました。また一両(アリドウシ)と言うのもあり、それはアカネ科であるとも記されていました。写真は11月6日に撮影しました。
牛久自然観察の森では、自然のままの秋の風情をたっぷり味わうことができるようになっています。土手のような場所に美しい黄金色の写真のような花が咲いていました。小さな花が遠くから見ると泡のように見えることからの和名です。別名は京都東山の菊谷に多く自生していることから「菊谷菊」とも呼ばれます。写真は、11月6日に撮影しました。
今年は筑波山周辺も暖かい好天が続き、秋の紅葉は遅れていましたが、11月に入ってやっと美しく紅葉し始めました。奥に見える男体山と手前の女体山が少し紅葉しているのが分ります。ロープウエーで登ると真下に美しい紅葉を見ることができます。写真は11月5日に撮影しました。
筑波山のドライブウエイ脇で多くの赤く熟したカラスウリの実を見つけることができます。夏に咲く白い花も美しいですが、秋が深まった頃に見るこの赤い実もとても印象的です。毎年この実を撮影するのが楽しみです。写真は11月5日に撮影しました。
今年は気温が高いからでしょうか、十一月の初めになってもまだモミジの紅葉が始まらない場所もあります。筑波山でも標高が高い所へ行かないと紅葉が見られません。写真は女体山をまじかに控える車の駐車場近くで撮影しました。秋色と緑色の混ざった感じの紅葉もいいものだと思います。写真は11月5日に撮影しました。