チタンの素晴らしさと、使い方や感想、
そして、「よくある質問とその回答」などを書き綴って行きたいと思います。
ミラクルチタン(チタンオンラインショップ 店長日記)
2018.10.28 九十才の元上司から「生前お別れ会」ご招待
(10月14日)
この日は、元職場の上司の方から、体調の問題が有り、90才を機に、今後は自宅で静かな余生を
送りたいとのことで、「生前お別れの会」を催される旨のお手紙を頂き、一同お邪魔した。
今年7月に、ステーキのご招待を頂き(2018.07.14 豪華なご招待、ステーキパーティー)、その時、
今回の最後のご招待の件は、お聞きしていた。
今回は、松茸尽くしのお食事だった。
しかも、国産の松茸を手配されていて、とても散財されたことが分かるので、大変恐縮した。
(松茸の土瓶蒸しを作っているところ)
こうやって、横のコンロで作って下さるのだと分かり、これはアイデアだと思った。
作る人は、ちょっと板前になった様な気分も味わえる。楽しいおもてなしだと思った。
(松茸の土瓶蒸しの味わい方)
元上司のMサんが言われるには、土瓶蒸しは、まず出汁を器(土瓶蒸し器の蓋)に入れ、
そのまま頂くことが大切。最初は、出汁だけを味わう。すだちは絞らない。
その後、すだちを絞って良い。
そして、出汁が無くなってから、最後に中の海老や鱧を食べる。
中の物は出汁を取った後の出し殻であるとのこと。
(松茸のすき焼き)
上等の牛肉と松茸以外に、元上司Mサんのやり方は、トマトと合わせる。
もともと「トマトすき焼き』に凝っておられた。
トマトと満願寺唐辛子と牛肉のすき焼きで、トマトが得も言えない滋味を出し、最高の
味だと言われていて、今回はそれに松茸を合わせておられた。
当然、素晴しい美味しさだった。
(松茸と海老と野菜類の天ぷら)
大きな松茸を天ぷらにした物など、初めて口にした。海老も野菜も美味だった。
(松茸ご飯)
手前が、松茸がたっぷり入った美味しいご飯。
松茸ご飯など、以前いつ食べたことか?感動だった。
奥の皿は、松茸とトマトのすき焼き。
実は、私達のご招待の前日にも同じく5人の方々を招待されていて、連日の来客を
受けておられた。
体調すぐれないところ、このような豪華なそして心のこもったご招待は、お疲れを
重ねられると思うと、本当に申し訳なく心配だったが、こちらは大満足させて貰った。
(食堂の窓)
和室を、使い易い食堂にリフォームされた部屋。
(このテーブルの下には、ステーキの為の鉄板がある)
テーブルも、廻りの家具も、水廻りも、(茶の間から洋室へのリフォームなので)、
規格に合わず、すべて別あつらえで作られた。
(夕陽を受ける庭)
5〜6年前、芝生と竹を中心に、厳選された数種の樹木のみのスッキリとした
庭に改装された。
最近、余生を送る為にと、悠々自適の読書生活を送れるサンルームも作られた。
そして、本日(10/28)頂いたメールによると、
「体調ますます老境に進み、最後のお別れ会も済ませましたので、これからは
寝たきりにならぬよう、静かな余生を送りたいと思っています」とあった。
私達一同、これからお会い出来なくなるのは寂しいけれど、お身体に気をつけら
れて、ご趣味の読書と執筆の穏やかな日々を送られる様切にお祈りしております。
◎このMサんのブログ「閑話休題」は、素晴しいです。
https://ameblo.jp/morikawa1113/
博覧強記と言う言葉は、この方の為にあると思います。 ぜひ、ご覧下さい。