2025.03.09 ガラスのお雛様の思い出。

これは、我が家の３組のお雛様の中の一番右側のガラス製のお雛様です。

現在はむき出しですが、最初の頃は、お雛様は、1対ずつ、こうして百均で買ったプラスティック

のボックスの中に入れて飾っていました。

あるとき、ガラス好きの私は、ふと思いました。

ガラス製のお雛様はないものかしら。

そう思いながら、生協の売り場にゆくと、丁度３月だったので、目の前に、ガラス製のお雛様

が飾られていました。値段は、2600円でした。すぐ気に入って買ってきました。

お雛様の前に、私の蒐集品のスワロスキーのミニミニお茶セットを飾ると、なんと、まあ、

まるで本物のお雛様セットの様な雰囲気です。

 

しかし、この場合、「右近の橘、左近の桜」には、苦労しました。

ガラス製のものなど、そんなものがあるはずもありません。

ところが、ひつこい私は見つけました。

たまたま、ある百均の店で、ウエイトペーパーとして売られていたものを見て、びっくり！

桜の模様のウエイトペーパーがあったのです。

しかし、橘は無く、クローバー模様があったので、それを右近の橘として採用しました。

ナンチャッテですが、この時の気付きには、思わず飛び上がって、狂気しました。

そんなことから、このガラスのお雛様には、特別の思い入れがある私なのです。

以上、この3組が、私の大切なお雛様です。

これら全てを集めるのに、20年近くかかったかも。

しかし、その金額を合計しても、おそらく、２万円にはならなかったのではないかしら、

屏風や台座を含めても、と私は思っています。

確かに、お金は掛からなかったけど、手間だけは膨大でした。

粗末なものですが、それを心から愛するのが、私の特徴かもしれませんね。今、そう思いました。

 

これは以前、最初の頃の、プラスチックの箱に入れて、飾っていた頃の写真です。