高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

偽ミンチ事件をファッション学から見てみると・・・。

2007年06月25日 00時46分38秒 | ●美意識・ファッション・デザイン私的考察
最近、世間を騒がせている事件に北海道の偽ミンチ事件があります。

同じ北海道人としては非常に不愉快な事件であるのですが、社長の記者会見のファッションを見ていて、最初から然もありなんと感じました。

まず一つがブレザーで記者会見かよー!(形)
二つめがあんな明るい色で~?(色使い)
三つめがネクタイが緩んでいるー!(公の場でだらしない)

そもそもブレザーはカジュアル(格式ばらず、くつろぐ気軽な服装)なファッションスタイル。あの席はくつろげる場ではない筈。上着とズボンが組のスーツ姿がマナーでしょう!
そしてなんでノー天気に明るい色を着たのか?こんな時こそ日本人得意の超無難なドブネズミカラーで平身低頭の意を表すべき。
だいたい公の場に出るのにネクタイが緩んでいるのは、緩みを注意できる人もいない社長のワンマン性か、社員の誰もが会社の恥とも思わない愛社精神のなさを公表しているようなもの。

こんな“ファッションセンス”の人がトップの会社である限り、まともな会社ではないと言い切っていいと思います。

案の定、“襟を正す”場でもある2回目の記者会見上で薄ら笑いで答え、記者から厳しい指摘を受けていました。

「ファッションは相手に対する気配り」と言ったのは、「和民」の渡邊美樹社長。

ファッションとは文化の一つ。物質的には満ち足りている現在、文化的発想のない経営者の会社に、これから存続も発展もないでしょう。


ファッション恐るべし!
コメント
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