私もこの街で眠りたい・・・

去年の春に、義理の父が亡くなったのですが、今日はその義父の一周忌でした。

一周忌は義父が眠る、新河岸の高島平霊園の会館で行われました。

こんなに近い場所で眠ってくれるのは、残された者にとって、いつでも会えるような気がして有難いものです。

同じ高島平に眠れる場所があると云うのは、この街の先々の魅力になるかもしれません。


お坊さんの話しによると、時節柄なのでしょうか、最近は一周忌すらやらない家もあるとか。

山ノ神は３人姉妹の真ん中ですが、姉妹の家族を含めて全員が揃い、義父の供養をしました。

仏様は残された者が金持ちになるより、健康と円満であることを一番喜ぶそうです。

本当の親孝行と云うのは、親が死んでも喜ぶことを、続けることなのかもしれません。

親は死んでも何かを教えてくれるものです・・・。


最後に義父の墓に線香を上げて、霊園を出てきました。

そこで線香を上げ終わり、霊園の中を歩いていて、親しい飲み仲間の母が眠る、お墓を発見したのです。

本当に親しい人と云うのは、その家族まで親しみを覚えるものです。

田舎の父と小さい時に墓参りをした時、他の家の墓の前にも、よく連れていかれました。

今日、その時の父の気持ちが、少し分かったような気がしました。

今度、墓参りをする時にはそのお墓の前でも、手を合わせたいと思います。


寝不足で体を害すると、義父が悲しむかもしれませんので、今日はいつもより早めに休みたいと思います。

どうぞ皆さんも、良い一週間でありますように・・・