高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

“花”のある街へ・・・

2011年09月20日 03時21分30秒 | ●高島平・地域の将来の“夢”
最初は月に1回程度の、「市場通り」のゴミ拾いだったのですが、このところは2~3回の割り合いになりました。

ゴミがなくなるのが、気持ちいいこともありますが、一緒に拾ってくれる積極的な人が増えたことが、とても大きいです。

そして、今回のメルボルン行きで見た向こうの、ゴミの実情の影響もあるかもしれません。


物事には“明”と“暗”の部分があり、文化を比較する上で“暗”の部分からも、本質が読み取れるのではないかと、オーストラリアの“ゴミ”にも、非常に興味を持っていました。

先週に続いて、今週もゴミ拾いをしたのですが、向こうとの余りの違いに、状況を少し書いてみます。

老人介護の施設の見学で行ったメルボルンから離れた8万の町、バララットは自然環境豊かな田舎町と云う事もあり、捨てられたゴミを目にすることはありませんでした。

風に飛ばされたのでは?と思わせるような、袋の類が目に付いた程度です。


人口400万のメルボルンとなると、さすがに違います。

東京の外れの高島平とでは、一概に比較出来ませんが、一番多く捨てられてるのがタバコの吸殻。

高島平と変わらないぐらいですが、それ以外では空き缶とファーストフードの容器の類ですが、タバコに比較すると全然ありません。

二つの町ともゴミ箱が、至る所に有るせいかもしれません。


今日の「市場通り」の“成果”です。

空き缶とペットボトルが45ℓの袋に一つ、その他の燃えるゴミが45ℓの袋二つ。

燃えるゴミでは断然吸殻が多いのですが、コンビニのレシート、お菓子の袋・パッケージ、惣菜の容器がゴミの御三家でしょうか。

ビニール傘も時々ありますが、今日はヘルメットが捨てられてました。


メルボルンと違うのは、“生活感”のあるゴミが多いと云う事です。

レシートと一緒に、買った商品が入っていたプラスチック容器。

車内で飲んだであろうと思われる、飲料水の空き缶がまとめられた袋。

一番不思議なのが向こうでは、捨てられたタバコのパッケージは、一切見なかったのですが、高島平ではたくさん見ます。


そして、悲しくなるのが、街路樹として植えてあるツツジに、そのゴミを隠すように捨てられてること。

日本は植物を愛でる人が、どんどん減っているのかもしれません。

物質的な豊かさばかりを求めた結果でしょうか、ゴミからも社会が荒んだように見えます。


街路樹を止めて、花でも植えれば変わるのでしょうか?



『花のサンフランシスコ』-スコット・マッケンジー
コメント
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