私が生まれて、育ったところ・・・

私が生まれ育ったところは、最近、『でんすけすいか』で名前で知られるようになった、北海道の当麻町という町です。

今日は、その中学までの同窓会である、『東京当麻会』が銀座でありました。

今回で20回目なのですが、私が出席するようになったのは、つい１年前からなんです。


約70名の参加で、私の同期は４人参加でしたが、いずれも40年以上振りの再会でした。

特に、小学1・2年の時の担任の先生（85歳）は、50年振りの再会なのに、私のことを良く覚えていてくださり、出席者名簿で私の出席を知り、教え子に手渡すために手書きの絵を、さざわざ用意して出席されたんです・・・


そんな先生の教え子がたくさんいる町なので、教育現場は全く荒れてなく、“モンスターペアレント”の類いも一切いないそうです。

移動で新しく赴任してきた教師が、現場で余りのストレスのなさに、どの教師もみなビックリするそうです。


そう云えば、私が５年前に８ヶ月程仕事を辞めていた時、当麻に10日間帰っていた時がありました。

毎朝、家の周りを散歩していたのですが、朝早い時間だったので、すれ違う人もいませんでした。

何せ1万３千人から、７千人の人口を切った過疎の町ですので・・・


ある日の朝、珍しく１人の男子の小学生と、すれ違ったのです。

その時、彼の方から「お早うございます」と、挨拶しました。

東京であれば、知らない人から挨拶されることは、先ずありません。

小声で返した私が、とても恥ずかしくなりました・・・


こんな土地柄で育った私ですので、この歳になっても“夢”を追おうとしてるのかもしれません。

それに付き合う、東京生まれの山ノ神は、さぞ大変でしょうが・・・


今夜は40年前のことを、回想してみたいと思います。




ニューシネマパラダイス　（ラストシーン）