高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

『ジャイアンツ』(Giant)

2009年09月07日 01時37分46秒 | ●“私を支える”一言・本・音楽.etc・・・
私の見た印象深い映画の一つに、高校の時にテレビで見た『ジャイアンツ』と云う、1956年の米国映画があります。

テレビで見てもスケール感が伝わる映画で、広い北海道に住んでいても、アメリカの広さに魅了された映画でした。

準主役であったジェームズ・ディーンの、最後の出演映画としても有名な映画です。

数年前にビデオで見直したんですが、1956年制作の古い映画なのに、女性の自立問題や人種問題など、21世紀になった現在でも直面している問題の、先駆的な問題投げかけには、とても驚かされました。

しかし、高校当時にテレビでこの映画を見た時、そのスケール感もさることながら、最も印象に残ったのが主演のロック・ハドソンと、エリザベス・テイラーが演じる夫婦間で、生活習慣や土地の気質の違いで一時亀裂が入り、しばらく別居をするのですが、その間に冷静に見直しあって、より絆が強くなっていくと云う部分でした。

いま思うと高校生のくせに、随分ませていたものです・・・


改装のために7月に引越しして、今日で丁度二ヶ月になりますが、11月に戻る時に荷造りが面倒なので、必要最小限度の物しか段ボールを開けず、ほとんどの段ボールを、そのままの状態にしてあります。

音楽だけは聴けるようにしようと思ったのですが、CDの数が多くて整理が大変なため、結局、段ボールに入ったままの状態。

自慢?のオーディオ装置も活かせず、音楽を聴くのもパソコンでYouTubeぐらいしかありません。

お陰でずっと淋しい生活だったのです・・・

その他のコトでも、戻るまで“別居状態”のモノがあります。

でも、そのお陰で一層“絆”が深まるなら、この引越しも悪くありません。

大事なモノこそ、一時的に距離を置くことも、必要なのかもしれません。

離れてみたお陰で、大事さや有難さが分かるコトが、多々あるものです。


今日は何所へも出ず、段々と見慣れてきたベランダからの風景を眺めながら、そんなことを思った一日でした・・・


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