CubとSRと

ただの日記

ぼけ老人の八月(日常)

2020年09月02日 | 日々の暮らし
 8月20日  
 酷暑のため、家籠り。

 4時半頃、起きて階下に。昨晩寝たのは、3時過ぎ・・・だったと思う。
 板間の部屋から、何か音がする。まさか、と思いながら入ってみると、やはり悪い予感通りで、エアコンの稼働している音だった。
 ということは昨晩、それも4時頃からずっと回っていたわけか。こんな贅沢、したことなかったんだけど。
 夕食時、暑さも少しマシになったから、まあ一時間少々で二階に行くだろう、とタイマーをかけなかったのが失敗だった。

 レギュラー缶1本飲んだ後、酒を2合。ここまでは良い。が、そのあとの記憶がない。11時頃台所に行ったら食器は全て片付けてある。
 しばらくして、片付けたことは食器を洗う感触と共にうっすらと思い出した。
 しかし、そんな酔うほど(片付けたことを忘れるまで)飲んだのだろうか。
 そう思いながら、でも、もっと飲んでいるような気もする。酒、ホントに2合だけだった?いや、それ以上呑んだのならそれなりに覚えているはずだが。
 それでも「いや、それ以上呑んでる筈」、と身体が主張している。でなければ、胸やけに似た感触を覚えることはない。もしかして、また紹興酒を飲んだ?飲もうと思って、いや、「そんな調子に乗るんじゃない」とやめたんじゃなかったのか??

 「明日ちゃんのセーラー服⑦」が出てる筈だから、とハーバーランドの書店に行き、だいぶ前だからもう売り切れたみたいだと諦め、翌18日、ジュンク堂になら残っているかも、と行ってみて、ここでも見つからず。
 だったら2版が出るのを待つしかないか、とあきらめて帰り、夜、日付が変わってネットを見たら、「8月19日発売」となっている。完璧に勘違いして2ケ月くらい前に発売されていたものと思っていたわけだ。
 でも、以前に発売予定日を見た時「何?8月19日?『バイクの日』に発売、って。いくら挿絵描いてるからって、スーパーカブと関係ないだろ」と思った記憶もある。頭の中が乱雑過ぎる。

 とにかく、それで改めて(三度目の正直)書店に行き、散々探し回ってやっと見つけ出す。帰り際、予約していたパンを受け取りに三宮に寄る。更に引き返して、駅前地下の商店街に総菜を買いに行く。
 
 地下商店街の店は全部閉まっていた。それぞれ「本日閉店」の張り紙もない。人はみんなマスクをして、店が閉まっているのに驚いた風もなく、歩いている。
 この数十年、数えきれないほどここに来ているけど、休んでいる店はあっても一斉に休み、なんてのは全く記憶にない。また自粛要請が出されたのか・・・。
 そして、地元のスーパーで総菜を買い、十二分に肴を並べ立てて呑んだ。
 「肴はまだあるし。紹興酒も飲もうか」
 「いやいや、今日はもうやめとこう」。
 自問自答して、結果、飲むのをやめたような気がしていた。
 うたた寝をした後、二階に上がって、商店街は数か月ぶりの全館休業の日だったと、ネットで知った。頭はちゃんと回っている。
 それにしてはまだアルコールが残っているような気がする。
 
 朝食を摂り終え、テーブルの上に置いたコルクの鍋敷きに目が向く。紹興酒の蓋を開けた時の切れ端が載っている。
 流し台の下に入れた紹興酒の瓶を出してみた。買ってきたままで、まだ封を切ってなかった筈だ。
 ちゃんと封は切られ、中身も半分近く減っていた・・・・。
 で、ここに至って、これも飲んだ記憶が蘇ってきた。
 こんなのだ。だから「一昨日の夕飯は何を食べましたか」なんて聞かれたって応えられるわけはない、と思う。

 でも、まだちゃんとおかずを作ってご飯を食べてる。
 それで充分。だぞ。
 
 
コメント
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