9月14日(月)
もう九月も半分近くが過ぎた。
この頃、日記を書くのが二日に一度のペースになってきている。
出歩かないので書くことがない、と言ってしまえばそれまでなんだけど、本当のところは、あれやこれやと考えることをしなくなったということ。
いや、しなくなった、というより、できなくなった、というのが本当のところ、か。
とにかく長続きしない。考え続けることや辛抱して取り組むこと、ができない。刹那に何かを感じる神経体力もすり減ってはいるけれど、何よりも凝視しようという精神体力の方が相当に低下していると思う。
まあ、カレンダーに書き付けたメモを見れば、少しは何かしら思い出せる。それが思い出せるうちはまだマシと言えるのだろうけれど。
昨日(月)は前日に色々済ませているので出歩く用はなかったのだが、とにかく理由をつけて、折角の好天だから、出たかった。
それで、夕方4時前になって、資源ごみをカブの前かごに満載にして生協まで行く。ついでに買い物もしよう。
お茶のパック、モロヘイヤ、バジル少々。
チェーンにオイルを注したカブの乗車感は良好。音は格段に小さくなり、チェーンの起こす微細な振動もほとんど感じられなくなった。
夕食は前日作った茄子のトマト煮にフェットチーネを200グラム入れたパスタだけ。
一日にできることは限りがある。
だからと言ってみんながそれを受け入れてくれるわけではない。「一日かけて、たったこれだけ?!」と呆れられるのが、世の常。けど、歳を取れば誰だって多かれ少なかれ全てが遅くなる。
ペースが遅いのは良いんだ。止まらなきゃ良い。
動いているうちは大丈夫。