いきなり自分のことを「ボケ老人」なんて書いてるやつは、後ろ向きな生き方をしている。
・・・・と思われるかもしれない。
けど、本当に自身、「ボケてる・・・・」なんて思ってる時は落ち込み方が酷くて、とてもじゃないけどそんな言葉、広言できない。見ないようにする。或いは気分転換を図る。それができない時は、何かに取り組む。そうして「ボケた」と思った状態から意識が脱出するのを待つ。
何しろ気の迷いなんだ、元々ボケてるようなもんなんだから。
大体、ボケただけじゃ死なないからね。武漢ウィルスと同じ。肺炎を起こしたり、梗塞を起こしたり、臓器不全を起こしたり、で身体が衰えて死に至る。ボケだって、何も自分でできなくなって、物も食べられなくなって、で、身体が衰えて死に至る。そこまで来るのにどれだけ時間がかかるか。
明石家さんまじゃないけれど、「生きてるだけで丸もうけ」の筈なんだ。
というわけで、翌々日、8月22日の日記。
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暑いのは今日までで、明日から少しマシになるということだった。
「じゃ、あと一日、屋籠りを・・・・」なんてことをすると寿命が縮む・・・・ような気がする。
6時半に目が覚める。昨晩、床に就いたのは1時過ぎ。とにかく夜中、暑かった。
街中より気温が2度は低い筈だが、それでも「あ~、街に住んでなくて良かったぁ~~っ」という気には一度もならなかった。身勝手なもんだ。「街中は大変だろうな」と思い遣る気持ちなんて欠片もない。冷たい奴だ、汗かいてるけど。
もう寝られないと思いながら、ストレッチをする。腰痛は寒暖、乾湿関係なしに出てくるらしく、しっかりストレッチを続けていれば段々に収まってくる。高を括って数日以上手抜きをすれば、また現れる。考えようによってはこれ(ストレッチ)を生き甲斐にする、という生き方もある。しないけど。
10時半過ぎ、カブで隣市の道の駅へ。
主目的はドラッグストアーで牛乳を買うことだったが、同じ出るなら、と先に野菜を買うことにした。
走っていても暑い。クルマで出たら炎天下のサウナみたいなものだから、生きて帰れない。「屋根開けなきゃいいじゃないか」と言われても、屋根を開けないんじゃ、わざわざクルマで出る気にならない。それならカブの方がいい。年寄り一人分の食料なんて、前かごとリュックサックで十分だ。
とは言え、カブで走っていても暑い。風が温かい。全身用のホットドライヤー(?)に当たっている気分。あまり気持ちは良くない。
ということは、家に居たら「蒸し鶏」状態になっていて、熱中症になっていたかもしれない。
一日一篇、日記を書くつもりが、今日は夜になってやっと更新できた。全く、考えることも何かを思いつくこともなく、思いついたってメモする気力、というより体力が、今はない。暑い。暑過ぎる。早く明日が来ることを祈るしかない。
幸いなことに食欲は十分にある。ご飯を炊いて、傷み始めた茄子をトマトで煮て(今日は贅沢なことに豚肉のミンチも入れた)、苦瓜を炒め、卵とじにする。
とにかく明日は気温が少し下がるようなことを言っていたのだから、それに一縷の望みを託そう。
暑いよ~~~。