２月１９日（土）
予報では一番酷い天気になる筈だったのが、「夕方から」のような話に変わっていたので、グズグズしながらも昼過ぎ、SRで神戸の街に向かう。
時々行くようになった珈琲店で豆を１００グラムだけ買い、その足で二十年余り通っている別の珈琲店へ。
客が一人しかいなかったのでロブスターを注文。ブレンドとマンデリン各１００グラム買って帰途に就く。
店を出てヘルメットをかぶり、エンジンを掛ける。
急に気が変わって、もう一軒。
珍しいことに車が一台、店の前に停めてある。客の車だろう。取り締まりの厳しいところなので、バイクならともかく、車が停めてあることは、まずなかった。それは良いんだけど、そのためにSRを停める場所がない。
しょうがないから、隣のビルの前に停めて、コーヒーだけ買って帰ることにした。
もうそれまでに計３００グラム買ってるんだから、そこまでしないで「今日は素通りで」としても良かったんじゃないか、と今になって思うが、折角来たんだからエスプレッソ用にと極細挽きで１００グラム。
後はホントに帰るだけ。
病院は身体に悪い。治療が済めば、できるだけ早く退院して後は養生に努める。「絶対安静」も同じで、治療が済めば早々に「絶対」を取り、「安静」から「活動」へ。
倦怠感が先に立って、「動くと疲れる」という思いから、つい安静にしてしまうけど、「心地よい」までもいかない「ほんのちょっと」の疲労感があるくらいの方が身体には良いみたいだ。「ただじっとしているだけ」、では「養生」にならない。
バイクに乗った日は、いつもそう思う。
