3月6日(日)
寝たのは零時半。起きたのは7時半。目覚ましのCDは終わっている。
今日は何もない、筈だ。
門塀の改修もセメントが半分乾いた程度だし、何よりも今日は日曜。工事はない筈。
・・・・・と思っていたら、いつの間にか軽バンが家の前に停まっていた。
ということは今日もやるつもりか、としばらく様子を見ていたが、何も始まる気配がない。
9時を回ってしばらくした頃、エンジン音が聞こえたり車のドアを開け閉めするような音が聞こえた。が、それは聞き慣れた筋向いの家の車の音だった。
軽バンは昼になっても、変わらず停まっていた。やはり動き始める気配はない。
と言っても、「気配」なんて。
今の車に限らず、普通は動き出してすぐにその場からいなくなるのが「乗り物」なんだから、気が付いた時は居なくなってるし、なかなか来ないと思っていても視界に入ったら数秒後には目の前にいる。
けど、軽バンは終日家の前の路上に停まっていた。
何度目かの物音がした後、外を見たら、新築の家の駐車場に段ボールらしきものが堆く積み上げられている。
どうも家の内装や装備品の設置に来たのであって、こちらの門塀の改修に来ているのとは別の業者らしい。
そんなのを時々見ているうちに一日が終わった。
今日、ふと思った。
車検も終えたことだし、ひとつ遠出をしてみようか。
と言っても蔓延防止重点措置関連の要請が解除されてからでないと、真っ平ごめんと大手を振って歩きたいけど歩けない(by 鶴田浩二)。言うまでもない、古い奴だ。
だから、今月最後、最終週くらいになるだろうか。
思いついたのはしまなみ海道。広島尾道から四国へ渡り、今治城に行ってみる。二十八年ぶり。今治タオルを買おう。ついでにその時の合宿免許で行った自動車学校は外から見るだけにして東進。
そして鳴門大橋→淡路→明石海峡大橋→神戸という単純明快、何の捻りもない瀬戸内一周ツアー。
行きつけの珈琲店のマスターが八十近いのに250のバイクで日帰りしたコースを泊りがけで行く。
コロナ禍以前、腰痛で苦しんでいた時は、「腰痛が治ればSRで」と思っていたのだが、既に同じ道を二十八年前セローで辿っている。
だから今度はクルマで行ってみる。
もし面白くなかったら、その時はSRでリベンジ。
そういう計画。
相変わらず大雑把だなあ。