２月２８日（月）
７時前に起き、８時過ぎ朝食。昨晩から饂飩と鯖寿司、と決めていた。
９時過ぎると同時にパン屋に電話。
ブールっていうベレー帽みたいに大きなパン（フランス語で「ボール」のことらしい）、バゲット２本。
行ってから更にミニクロワッサン、葡萄パン、淡路の玉葱パン等、買い足す。カスクート（ツナ）も一個。
パンを買う時はリュックサックを背負ってカブで行く。大きなショルダーバッグを畳んで前かごに入れて行ったこともあるが、やはり背負う形の方が両腕の自由度が高くなるので、すぐ元に戻った。
帰り掛け、いつもの珈琲店に寄る。
珍しく高齢の女性客が一人いるだけ。表に背の高いタクシーが停まっていたが、この人だろうか。タクシーを待たせてコーヒーを飲むとは、なかなかカッコいいことをする。
暖かくなったから山を下って出て来た、とマスターと話していると「どちらから？」と聞かれる。町名を言うと、その人も同じところで、以前の店の頃からずっと通っていたという話だった。
「あれ？確か以前にも同じ話をした記憶があるが」、と帰る間際になって思い出した。一度ここで会っている。同じ町（団地）に住んでいて、長年の客、しかも女性、なんて二人も三人もいるわけがない。
それより今日の失敗。
「どちらから？」と聞かれて「～台」ですと答えたのは良いとして、「あら、同じところ。何丁目？」、「～丁目です」と答えたこと。
そこから「じゃ、お隣ね。私は～丁目。あの建物の前を～」と話が続き、こっちも合わせているんだけど何か様子がおかしい。その人がおかしいんじゃなくて、こっちの頭に描こうとする地図が妙に歪んでいる。
しばらく引っ掛かっていて、やっと気が付いた。丁目が違っている！
慌てて訂正した。
二十数年も住んでいるのに、何で間違えたんだろう。かなり頭にキテるんじゃないか？
まあ、とにかく、この日の失敗はこれだけだと思うけど。
・・・・と思っていたけど、実はこの後、もっと本格的な大失敗をしてしまった。
この続きは、また明日。
