・・・と言うのは、それなりに呼吸を整えていれば対応ができる。
必ず来るものだから、直面した時に慌てふためくことをせず、呼吸を整える。
平静を保つように努めながら、同時に「ひと~つ、ふた~つ」、と数を数えながら長息の調息をする。
周囲の人のボケについてならうまくいくかどうかわからないけど、自身の「ボケ?」と感じた時にはこうすれば「慣れ」てくる。最後には「耄碌」というみんなが納得してくれる状態(境地?)に入ることができる。
それからもう一つ。「ボケ」には波がある。いきなり断崖から転落するような「突然のボケ」、というのはない。
「全集中」はそうはいかない。全集中ってのは全く隙が無く、気が充実している状態だから、息を止めている(=詰めている)か(細く強く)吐き続けている状態で、当然息が途切れる瞬間が生まれる。その瞬間が「隙」となるから、波状攻撃に対抗するに「全集中」じゃ、息が上がる。
「意気が上がる」んならいいけど。
何でこんなこと書いてるか?
昨日の日記で「三度目は肴」と書いたホルモン焼きそばの後のことを書いておきたかったから。
帰りがけにいつも行くドラッグストアに寄ったんだけど、それを日記に書こうと思って「ドラッグ・・・あれ?なんだっけ」となってしまった。ど忘れという奴だ。
随分悩んだ。そして、遂に思い出せず、こう書いた。
「ドラッグ・・・ショップ!」
なんだか違法ドラッグの店みたいな響きだ。
「男と女の間には深くて暗い河がある・・・・」by野坂昭如
断絶している。けど命懸けで飛び込んでいけば泳ぎ切ることができる。
ドラッグショップとドラッグストアの間には、ほんのちょっとしたど忘れがあるだけ・・・・。命を掛けなくたって、飛び込まなくたって泳がなくたって失笑と共に思い出せる。笑い話にもなる。
このど忘れを悲観的に全集中で見るか、それとも深呼吸をして「大体合ってる!」と見るか。