3月14日(月)
昨日一昨日と続けて出歩いたせいか、朝、血圧が結構高めだった。
腰の痛いのも、起き掛けにストレッチをすれば徐々に治まっては来るが、以前(ほんの数年前)のように毎日判で押したような(似たような)体調など意識すらしない起き掛け、とはならない。「どこが重たい」とか、「何だか知らんこわばっている」とか。
体調なんて意識すらしたことがないというのは、ただ若かったということなんだと、この歳になってやっと分かったような気分。日によって相当な好不調の波がある。
これでは泊りがけのツーリングなんて怪しくなるばかりだな、と思いながら、「じゃ、そのための毎日の散歩や、少々ハードなストレッチ、なんてものはやってるのか?」と自身に問い掛けるまでもない。そっちの方は怠けてなかなかやろうとはしない。
断言できる。本人が言ってるんだから間違いない。だから、自業自得。
事が起こるにあたって、常にそれなりの対処をしていれば、必ず近い将来それなりの結果が出る。
何もしなければ期待すべき結果は言うまでもなく、小さな変化すら起こり得ない。それどころか微風に家は揺らぎ、強風の前ではいとも簡単に倒壊する。
高齢者の身体は、猶更のこと。
安静にしていれば健康は維持できるように見えるが、気付かず、徐々にそれに慣れて体力は衰える。それなりに健康を保つための運動(頭脳も身体も)をしなけりゃ有事の際にひとたまりもないことは身体も国も同じ。
今朝、それなりに雨が降ったようだ。今晩もそれなりに降るらしい。天気も二日続けて薄曇りと強い風。
強い風というより狂風とでも言うべき「不穏な風」だ。
実は、今日カブでコーヒーを買いに、と思っていた。
が、朝9時頃、物音がするので窓外を見たところ、積み上げたブロックの上塗りがやっと乾いたということだろう、仕上げの上塗りが始まった。
元からの門塀と同じ体裁にするという話だったが、見た目は以前の塀より立派になるはずだ。
何しろ以前の塀は裏面が隣家の敷地と変わらぬ高さで道路からは全く見えなかったため、ブロックを積み上げただけの剥き出しの壁面だった。
その敷地をほぼ一階分くらい掘り下げて駐車スペースにしたため、この剥き出しのブロック塀が丸見えになることに。
そのため、今度はこっちの家が城壁に囲まれた敷地の上に建っているようになった。
道路に面する前面は石垣。側面は隣家駐車スペースのコンクリート壁。
その上のブロックだけの塀は焼き討ちに懸かった安普請の砦の板壁に見えなくもない。それも基盤になる部分が土砂崩れを起こし、塀自体隣地に倒れ掛かっている。
数十年かかって汚れてしまった剥き出しのブロック塀。安普請の砦の火攻めに遭った板壁。それが新しい家の駐車場の上辺りを飾る(?)ことになる。それでは新築の隣家に買い手がつかない。
と言うわけで改修することになった塀は、今回両面共に綺麗なものになる。ほぼ半年かかった、か。
そういうことで、左官仕事をしているところを出入りするのは、と今日は出るのをやめにした。