CubとSRと

ただの日記

面白くない!

2023年03月01日 | バイク 車 ツーリング
 2月21日(火)続き

 寒いがえらく良い天気(ここは能い天気、と書くべきですが。「能天気だねぇ~」の元になった言葉だから)なので明後日の準備に、と給油に出た。
 ついでに隣市まで行って、菜の花があれば買って来よう。

 風が強く、当然雲の流れも速く、曇天と晴天が目まぐるしく交錯する。
 それでも耐えられない寒さではないし、何より雲のなくなった空の下、コペンで出ないなんて勿体無さすぎる。
 勿論、先日再決心(?)した通り、ネクタイを締めジャケットの上にダッフルコートまで着込んで出掛ける。

 正面、六甲山の方は白く霞んでいる。雪が降っているらしい。雨なら山そのものが見えなくなる。

 尾根上の道を東進、左折して北へ下る。正面には丹生山系の山々が左右に広がっている。
 その景色の右半分が降る雪で白くぼやけ、空も右半分だけが雪雲に蔽われている。
 景色の左半分(進行方向)は晴天。陽光の中に山並みが輝いている。
 一瞬引き返そうかと思ったが、この分なら給油ぐらいは大丈夫だろう、と思い直す。ガソリンスタンドのある方向は春の陽射しの中にある。

 給油を終えて西の空を見ると、重い灰色の東の空と違って、もう春がそこまで来ているといった明るさ。午後2時。陽光に向かっている格好になるのだから当然か。
 給油だけではなく、これなら隣市まで行っても大丈夫だろう、と西進を続けることにした。

 道の駅で買い物を済ませ、出ようとしたら、強い風の中、雪が舞い始めた。積もるほどではないが、乾いた雪が風吹のように吹きつける。
 スタッドレスタイヤにしてなかったのを後悔する、なんて降り方には遠く及ばないことはすぐ分かったが、視界が怪しくなる中を走る気にはならない。

 少し待った方が良いかもしれない、とすっかり雪雲に覆われ暗くなった空の下、しばらく辺りを眺めていた。
 寒風の吹き荒ぶ中、狂ったように雪片が舞っている。
 北国の辺りを真っ暗にして降り続ける豪雪ではない。ごく短時間の「驟雨」ならぬ「驟雪」とでも名付けたい降り方の雪。

 幸い数分で雪は収まり、強い風の中、雪雲も吹き散らされた。
 勿論積もる筈もなく、路面も濡れてすらいない。

 結局、今日も屋根を閉じて走っていた時間が半分近く。
 雨ほどではないにせよ、雪でも車は汚れる。
 やっぱり、明日また洗車に行こう。今、水洗い100円だし。
 でも三日後の12ヶ月点検で洗車してくれるよなぁ・・・。

 いや、やっぱり行こう。いくら洗車してくれるからって、薄汚れたままで行くってのはコペンがかわいそうだ。

 ・・・・それにしても今日は寒かった。

 

 

コメント
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