今日の予定。
昨日、隣市への往復で雪と融雪剤の攻撃を受けたので10時くらいに洗車に行く。
・・・やっぱり出るのは昼になってしまった。
行ってみたら車が4台、拭き上げ中。みんな中年(か、それ以上)の男性。
「?平日だよな?」
と思ったけど、眼前に展開しているのは紛れもない現実。
でも、洗車中の車はないみたいだし、当然、順番待ちの車もないわけだから、支障はない。拭き上げ用のスペースはもう一台分くらいありそうだし。
早速、洗車の手続きに入る。
雪というやつは走っていればすぐ風に解けるが、雨垂れと同じくフロントガラスを吹き上げられて逆流する。そして雪に吸着されていた埃が涙が流れたように跡をつくる。
仕方なしにワイパーを動かす。
すると今度は正面右側にくっきりとした埃の縦線が引かれる。
イラつく。
洗車機に入ると、当然のことながらそいつが一瞬にして消える。
洗車を終えて拭き上げの場所に移動すると、あの僅かな時間に車は二台に減っている。素早い仕事に驚く。が、空気圧の点検はしないのかと不思議に思う。手慣れていて、あっという間に終えたのかもしれない。
残っていた隣の黒軽バン。金色の線が要所に入り、銀色のミラーシールも一見「窓か?」と思うくらいに上手い具合に貼られている。
よほど好きなのだろう。きっと30代。
と、思っていたら、若くは見えるものの体格も面構えも元気そうな50代半ば(?)の雰囲気。
「きれいにされてますね」
と言ったら、コペンをほめちぎってくれた。
水曜日。年金生活には見えない人達。
と、なれば水曜日が休みの人たちってことだな。
主に飲食業。そうでなければアパレル業界。たまに美容師。
ということで、この男性は美容師でもアパレル業界人でもないだろうから・・・。飲食業。和食の調理人?
こんな山の中だから、漁師ってことはないだろう。
話は弾んだけれど合い間に「お父さん」と言われるのが少々耳障り。
なぜって、そっちだって十分に「お父さん」だろう?
まあ、こっちがお爺さんにしか見えないんだから、実際のところは「お爺さん」と言いたいところを気を遣って「お父さん」と言っているのだろうことは十分わかるんだけど。
「もっと他に言いようはないもんかねえ」と思って考えてみる。
そのまま「お爺さん」とか「お爺ちゃん」とか言われると、それは確かに失礼だ。
じゃあ、(自分で言う分には気にならないけど)「ご主人」と言われたら?
「あなたは私の家来じゃないんだから。そこまで言わなくても」と思ってしまう。
他に言い方、ある?・・・・ないよ、な。
まあ、大体ほぼ白髭の「お父さん」って。普通は、いない。
そうだ。
この日は洗車が目的だったからオーバーオールに例のバイク兵用ジャケット。それに昔買ったクシタニの福袋に入っていたレザーキャップで出掛けたんだった。つまり普段ならカブに乗るときの恰好。
そのままの恰好でひよどり台に向かう。
帰り、明日は酒を飲むのだから無人の冷凍餃子販売所に行こうか、と思いついた。
と言っても正反対の方角。車で行くのもあまり意味がない。信号付近で車の多いところだから。何より停めるの下手だし。
着替えようかとも思ったが、暖かいから物は試し。ヘルメットだけ替えてSRで出た。
とにかく雪が舞い寒風が吹き荒んでいた昨日。
今日は全く違う「春の一日」。