![]() | ことばの食卓 (ちくま文庫) |
クリエーター情報なし | |
筑摩書房 |
☆☆☆
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このまえの「おとなの進路教室」と当時に、
上野駅構内のエキュートの“ANGERS bureau”で買った本。
実は、裏表紙に解説者が穂村弘さんと思って買ったら
ようく見てみると、種村季弘さん、・・・・種村さんには失礼だが、
知らないといことは、時として勘違いを生みだす。
(種村さんは、偉い評論家先生)
この「ことばの食卓」、初版が1984年、丁度今から30年前。
でも、ここででてくる著者の子供時代の様子は、更に30年遡った
文体も含めて、家族が一緒に夕飯を食べていた昭和の30年代・・・・・・。
古臭くて、それでいて何か懐かしい匂いがする状況が次々でてくる。
あのころ、貧しくは無かったが、今ほど何でもある訳ではないが、
いったい何を食べていたのか・・・・。
親父がお洒落で、結構家で洋食を食べていましたが・・・・
ビフテキ、とんかつにエビフライ、コロッケ、オムレツ、オムライス、
オニオンとキュウリの入ったポテトサラダ・、そのころマヨネーズは自家製でした。
そして、ライスはお皿で、ナイフ、フォークで食べてました。
ピザがあるわけではなく、パスタもナポリタンですか・・・
餃子よりも焼売、棒棒鶏などもなく、酢豚と八宝菜に小エビの天ぷら止まり。
韓国料理など、口にすることもなく、オクラや明太子なども無かったですな。
ああ、カレーも、小麦粉から炒めていたのを思いだしますな。
それから、本と同じように、親父は桃を食べるときいつも右手にナイフを持って
カットしながら、口へ運んでいましたな・・・
ああ。懐かしい、ちょっと真似してみようかな。
この様な、大昔の、私事の食生活とダブル・・・・
武田百合子さんの「ことばの食卓」でした。
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