ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

ことばの食卓~武田百合子

2014-07-18 02:47:36 | 本の少し
ことばの食卓 (ちくま文庫)
クリエーター情報なし
筑摩書房

☆☆☆

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このまえの「おとなの進路教室」と当時に、
上野駅構内のエキュートの“ANGERS bureau”で買った本。

実は、裏表紙に解説者が穂村弘さんと思って買ったら
ようく見てみると、種村季弘さん、・・・・種村さんには失礼だが、
知らないといことは、時として勘違いを生みだす。
(種村さんは、偉い評論家先生)

この「ことばの食卓」、初版が1984年、丁度今から30年前。

でも、ここででてくる著者の子供時代の様子は、更に30年遡った
文体も含めて、家族が一緒に夕飯を食べていた昭和の30年代・・・・・・。

古臭くて、それでいて何か懐かしい匂いがする状況が次々でてくる。

あのころ、貧しくは無かったが、今ほど何でもある訳ではないが、
いったい何を食べていたのか・・・・。

親父がお洒落で、結構家で洋食を食べていましたが・・・・
ビフテキ、とんかつにエビフライ、コロッケ、オムレツ、オムライス、
オニオンとキュウリの入ったポテトサラダ・、そのころマヨネーズは自家製でした。
そして、ライスはお皿で、ナイフ、フォークで食べてました。

ピザがあるわけではなく、パスタもナポリタンですか・・・
餃子よりも焼売、棒棒鶏などもなく、酢豚と八宝菜に小エビの天ぷら止まり。

韓国料理など、口にすることもなく、オクラや明太子なども無かったですな。

ああ、カレーも、小麦粉から炒めていたのを思いだしますな。

それから、本と同じように、親父は桃を食べるときいつも右手にナイフを持って
カットしながら、口へ運んでいましたな・・・

ああ。懐かしい、ちょっと真似してみようかな。

この様な、大昔の、私事の食生活とダブル・・・・
武田百合子さんの「ことばの食卓」でした。

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