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一、笑福亭呂好・・・・・・・・・「みかん屋」
よろしいな、呂好さんの「みかん屋」。
いつものごとく、淡々と進んでいくだけで、
噺がもっている楽しさだけで充分愉しめる。
みかん家の人の好さは十分なので、
あと少しアホさ加減が増すと完璧でおますな。
どんどん新ネタが増えていく、呂好さん、良ろしおますな。
二、笑福亭松五・・・・・・・・・「真田山」
この頃、若年寄りのごとく、一気に味がでてきた松五さん。
噺は、長屋に幽霊がでるって飛びこんでくる。
「借屋怪談」でもないし「もとより「へっつい幽霊」とは違うし「化物使い」でもなし、
これって何・・・・初めて聞く噺・・・あとで調べると「真田山」。
今年のNHKの大河ドラマに因んでのネタ「真田山」ですか。
このへん、タイムリーにするなんて、松五さんのプロデュース力、凄いですな。
噺は、でてきたお婆の幽霊が高津さんの裏の三光はんの松の木の裏を掘って
「虎の子の金」?を出して欲しいと・・・・。
あの辺りは真田山というて、これは、真田幸村の埋蔵金に違いないと、
掘りだしに行く、喜六、清八。
噺半ばなれど、丁度、時間となりました、お後楽しみは・・・・・・
10月までの放映中は何度か聞く機会はあると思いますので。
松五さんの「真田山」にて・・・・・・・・・・・・。
三、桂福車・・・・・・・・・・・・・「代脈」
癖のある、落語家さんの一人、福車さん。
いままで聴いた噺は、「船徳」「一眼国」「花色木綿」「商売根問」
「粗忽長屋」「らくだ」「胴切り」「代書屋」「饅頭こわい」「ないもん買い」。
ストレートな笑いではなく、ちょっくらひねった笑い。
社会風刺派、福車さんここにありですな。
次の出会いは、「質屋寄席」あたりですか。
四、笑福亭銀瓶・・・・・・・・・「持参金」
本日も、秀逸。
いつ聞いても、安定カンたっぷりの銀瓶さんの高座。
でもこの噺、ストリーとして、よう出来た噺ですな。
「早起き三両、宵寝は五両」、
この頃まさにこの生活なんですが、あまり良いことは起こりませんな。
五、笑福亭鶴志・・・・・・・・・「一人酒盛」
酒飲みの噺、笑福亭の十八番、鶴志さんの十八番、よろしいな。
今日はまた、鶴志さんまだ二日酔いが残っているようで、
最初から、呑んでいるような口調で始まる・・・・。
でも、枝雀さんは呑みだしてからは、相手の科白は一切無しだが、
鶴志さんは、ちょいちょい言葉がはさまる。
漬物も、シバ漬けと茄子の古漬けと、多少の違いが楽しめる。
良き酒に、良き料理、良き友と良き会話、
5合ぐらいの酒、愉しく呑みたいもんですな・・・・・。
「角座月夜はなしの会~大爆笑!ラジ関寄席」
2016年4月18日(月)午後7:00開演
道頓堀・角座
一、笑福亭呂好・・・・・・・・・「みかん屋」
二、笑福亭松五・・・・・・・・・「真田山」
三、桂福車・・・・・・・・・・・・・「代脈」
仲入り
四、笑福亭銀瓶・・・・・・・・・「持参金」
五、笑福亭鶴志・・・・・・・・・「一人酒盛」
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