もうすぐブルガリアを離れて6年・・・ブルガリアが懐かしい・・・ ワインにラキア、それにビールも、いろんなおいしいお酒とおいしい料理に巡り合えたあの国・・・ ホントに懐かしい。
このブログが、今の、ほぼG県ブログではない、まだ本当にブルガリアブログだったころ、東欧や近隣諸国に造詣の深いライターさんやブロガーさんたちにこのブログからつながりました。その中のおひとり、「共産主婦」の著者、イスクラさん。旧共産圏の雑貨や切手を扱ったり、「オストモダン」や「コメコンデザイン」そして「社会主義食堂」などの本を出しておられます。
そのイスクラさんの最新の著作が「ノスタルジア酒場 労働者といのちの水」。X(旧ツイッター)で告知しておられたこともあり、去年の11月ごろには出版されたのを見ていたのですが、やっとのことで入手に成功!
東欧から旧ソ連圏にかけてのお酒の事情を取り上げた、彩り豊かで眺めても楽しく、カクテルやおつまみのレシピも載って実用的なこの本!! 特にビール、カクテルとお酒のおトモ、それにまつわるコースターやタバコのおはなしを取り上げています。考えてみたら東側とはいえやっぱりドイツと言えばビール!でしょうし、「バドワイザー」発祥も、「ピルスナー」という言葉のもとになった「プルゼニュ」という町があるチェコも旧共産圏!
ブルガリアはワインにラキアがメインで、あまりカクテルは得意じゃなかったかもしれない・・・ なにせ、混ぜる手間を惜しんでそのままグビグビ飲んじゃう(笑)。でも、こんなカクテルもあったし、ビールはおいしかった・・・黒ビールも、そしてラドラーも、そして何よりペットボトルに入った3リッターのビールは衝撃的だった!! 一日の労働の疲れをいやす一杯・・・アルコール類を安く提供することは共産体制ではとても大切なことだったんでしょうね・・・ そうでなきゃやってらんないし、そうしてないと「ウルトラバカ酒飲み」じゃないけど、工場にある工業用アルコールを飲んじゃうようになっちゃうし。確かに労働者、それも鉄鋼業や炭鉱の街、ペルニックではブルガリアで最もアルコール依存症が深刻な町だったことを思い出します。
カクテルのレシピを見ると、ワインベースのカクテル、意外と多いんだなぁ。今いるところでは一番手に入りやすいのはラムだから、ラムベースのカクテルだったら作れるだろうか?コーヒーや牛乳をつかったカクテルもできそう。ブルガリアのキョーポルやスネジャンカ、それにおとなりはセルビアの「プレスカヴィッツァ」!懐かしいなあ!! インドで手に入る野菜でもなんとかなりそうなものもあるかな?みなさんも、この本のレシピを参考にカクテルやおつまみをつくって、東欧や旧共産圏にこころの旅をしてみるのはいかがでしょうか?ホンモノの東欧のレシピだからぜひお試しください!!
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