おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

犬がいっぱい!!

2008-05-06 17:02:33 | まち歩き

ブルガリアの首都、ソフィアに来て多くの外国人が驚くことの一つに、

「ノラ犬がやったらと多い!!」

Sofiadogs 今年もまた子犬たちがコチャッと生まれて、その辺でコチャッと寝てたり、みんなで歩き回ったり・・・ 最近は耳にバッチのついた(つまり避妊処置がされた)ノラ犬が増えてますが、それでもまだまだ子犬もいっぱい生まれてるみたいで・・・

ソフィアのノラ犬、柴犬くらいの小~中型犬ではなく(もちろんそのくらいのサイズもいっぱいいるのですが・・・)、シェパードサイズの大~超大型のノラ(もちろん雑種)がのそのそとその辺を歩き回っています。チラッとこっちを見て、私の体があまり大きくないのを見ると、いきなり

「ワン、ワン! ワンワン!!」 と威嚇してきたりします。

でも、だいたいのノラ犬たちは人間なんて知らんプリ。エサをくれそうな人にだけ 「ハッハッ」「プリプリ(しっぽ)」とアイソを振りまいています。そして必ずそんな犬たちにエサを上げている人たちが・・・ ウチのブロックにも、一つの入り口にいつも陣取ってる大きくて足をケガしたノラ犬がいるのですが、彼のためにドアのところにダンボールが敷かれ、エサをあげてる人がいるようです。(上の写真をとっているとき、一人のバーバがこの子犬たちにエサを上げてました。そのバーバ、「どうして写真撮るんだ?」と聞いてきました。「カワイイから・・・」というと、それ以上何も聞かれませんでしたが、そんなに不思議だったかな? 「ベトナム人がいっぱいいたころブルガリアにはノラ犬がいなかった」と言われていますが・・・ ワタシ、捕って食べそうだった??)

私が近所の結構交通量の多い交差点で信号待ちをしていると、横に4~5頭の野良犬ご一行様!が一緒に並びました。信号が青になって私が足を踏み出すと、それを見て彼らも「エヘエヘ」とうれしそうに渡りだしました! すごい・・・ 賢い~ 分かってんだ~、なんて思っていたら、まったく関係ないところを轢かれそうになりながら渡るヤツも・・・ コラコラ・・・

それから、犬たち(ノラに限らず、ですが)、馬を見ると必ず怒って吠え掛かります。馬としては大迷惑だろうに。「こっちは馬車を引く仕事で忙しいんだよ! あんたらみたいにヒマじゃないの・・・」ってな感じで馬は無視して通っていきますが。あと、車を見つけると追っかけてくる野良犬の多いこと・・・ 何でだろう?車からにらまれてるように見えるのかな? 犬たちにはテリトリー意識があるということですが、車や馬が自分のテリトリーを出て行くと、満足げに自分の持ち場に戻ってまた寝るんですけどね。ただソフィアンツィは車の運転が乱暴だから、よく道ではねられて死んでいるのを見かけます。かわいそうですね。

ソフィアに戻ってきて数ヶ月になりますが、まだ慣れないこと・・・ それは犬たちの「夜中の大合唱」!! アパートの中で飼われている犬たちが飼い主と散歩に出てくると、それはそれはもうニギヤカ!! 追いかけながら「ワンワンワン!!」 それに夜中に近所の部屋で1匹が吠えようものなら、それに反応して別の部屋からも、そして外の犬たちも「ワンワーン!! アオ~ン!!」 わたしが散歩させてる飼い主だったら大きな犬に追いかけられてすごく怖いと思いますが・・・ ここの人たちはそんなにも気にしません。その犬のテリトリーを出さえすれば、またはその犬と「知り合い」になればいいことを分かっているからでしょうか。でも、私、まだちょっと慣れません。旅行でソフィアに来られる皆さんも、ノラ犬のあまりの多さにびっくりするとは思いますが、刺激しなければかまれることはないと思います。でも気をつけてネ。(特に夜中。)

コメント (2)
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