おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

コネで広がるブルガリアの旅① おなじみバラ祭りinカザンラク

2008-06-27 06:10:29 | まち歩き

今年も6月。ブルガリアだけでなくバルカン地方、ヨーロッパすべてがきらきら輝く初夏です。本当に日本の友人たちに見せた~い、来て来て~っ!! と宣伝したら二人友人が来てくれました。この原油高の時節、欧州旅行ってたいへんだな~。聞くとハイシーズンと言うこともあるのですがチケットは以前よりも高め。でも、ありがとう!! ブルガリアまではるばる来てくれて!! (、てなわけでご無沙汰しておりました。久しぶりの更新です!)

そこまでして来てくれた友人たちに何とかブルガリアを楽しんでもらおうといろいろ調べたら、カザンラクのバラ祭りとちょうどあたる!! 日本人観光客がたくさん訪れる有名なイベントなのできっと友人たちも楽しめるだろうと、出かけることにしました。昨年よりも一年余分にブルガリアにいると、増えるのは「コネ」!! 知り合い、友人の数です。ちょうどスタラザゴラに住んでいたことのある友人ルベンとカザンラクのバラ祭りについて話したら、

「あ~、スタラザゴラはカザンラクの近所だったんだ。あのバラの香り、ストラホットノ(超)フボボだね!! あっ、そうそう、カザンラクで旅行業をしている友人のペテルがいるんだけど、彼、地元民だからいろいろ知ってるんじゃないかな? 連絡しとくよ。これ、彼のケータイ番号・・・」 あ~、ブルガリアはコネでいろいろ教えてもらえるんだよね~。でも、クライマックスの日曜日は混むだろうからあえて(?)避けて、土曜日にまだ摘まれていないバラ畑に行ってみることにしました。

でも、その土曜日はあいにくの雨・・・ 途中結構大雨でどうなることやら・・・ こんな中でバラ祭り、やるのかな?

カザンラクの町についてから電話してペテルと会うことができました。でも、まずはこんな感じ。

「どこにいるの?」

「どこって・・・ バラ博物館前だよ」

「どの?」

「へっ?」 ペテルに聞いてはじめて知った!カザンラクにはバラ博物館のようなものがいくつもあるんだ・・・

やはり、お約束どおり、シプカ峠に抜ける道にあるバラ博物館には観光バスでやってくる日本人や、ブルガリア人の友人と一緒に来た日本人がいっぱいいました。その日はバラ祭り期間中のせいか、この博物館、フリーパス。なかなか粋なはからいです。

この博物館にもローズオイルを抽出する道具が展示してあるのですが、できればナマで抽出しているところを見てみたかったので、どこか見れるところがないかペテルに聞いてみると、

Muzei 「別の博物館に行ってみようよ、ここからすぐ近くだから。」と誘ってくれました。付いて行って見ると、以前に行ったことのある「トラキア人の墓」のすぐそばの大きな門のある家・・・ ここ?ペテル?

Kazan 「ここだよ!!」と入ると、まず目に入ったのがローズオイルを蒸留するための大きなカマ!ブルガリア語でこの大きなカマのことを「カザン」、だからこの町の名前が「カザンラク」なんだそうで・・・ オオ~っ!その昔ながらの蒸留の様子を小規模に再現してるんですネ!! 

Oldhouse Roseproducts ここは入場料3レバでバラのリキュールとバラジャムのお試しつき。ここはそんなローズオイルを商売していた昔の商人の典型的な家と、田舎の典型的な農家を移築して再現してるんだそうです。中を見せてもらいましたが、バルコニーが気持ちよさそう!! ペテルは

Balkon 「こっちに来るときにはいつでも電話して!! 案内するよ!」だそうです。ありがとう!!

Oldhouse2 夕方にはずいぶんと雨がやんできましたが、町の中心部のメイン会場は「ホントにこれから何か催しをやるの?」的な感じ・・・ ホテルの周りにはたくさんの大型観光バス、そしてそのほとんどに日本の旅行会社の名前が・・・ バラ祭りの期間中は約2000人(!)の日本人がこの小さな町にやってくるそうです!! ペテルによると、「いままでバラ祭りで雨が降ったことがないもんだから・・・」 こんな雨の中でのバラ祭りは史上初めてだったわけですね。(でも、日曜日は天気予報に反してどうにか晴れたみたい・・・ バラ祭りの様子はブルガリア在住の方や旅行者の方のブログでチェックしてくださいネ!) そんな会場を横目に、そそくさと次の目的地へ・・・ (つづく)Kazanlakcenter

コメント (2)
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