今日も庶民の街リューリン・・・ 文字通り「労働する」体力勝負(?)の人の多いせいか、パザールの充実ぶりはスゴイ!! でも、3丁目の「コーポラティヴニヤ・パザール」(公共パザール)内にはいいお肉屋さんがありません。ムラドスト地区のパザール(今の地下鉄の終点の駅を出たすぐのところ)内にはあったんだけどなあ~。
でも、うれしいことに、なんとウチから徒歩3分のところに超お気に入りのお肉屋さんがあります!! パザールまでは徒歩15分なので、これはずいぶん近い!!
ここの品質はたぶん人口約8万人のリューリン地区内で一番でしょう。まず、よく売れている!! 中の2台のレジはずーっと働きっぱなし。奥にはお肉をさばくおじさんが常時1~2人いて、ショーケースの中にどんどん補充!!
特にブルガリア人の大好きな豚肉!! 「プレシュカ」(肩)、「ブット」(もも)、「クラカ」(豚足)、「ボンフィレ」(ヒレ)、「グルディ」(胸、つまりはバラ肉)、「ブズィ」(ほほ、つまりトントロ!!)などが、ドンドドーンとショーケースに鎮座(?)しています。内臓もあるし、頭、顔(沖縄で言うチラガー)や耳(沖縄のミミガー)ももちろんありますよ!!
ここだけでなくどこでも、「ベス・コスト」、つまり骨ナシの部位を買うと、その場でミンチにしてくれます。最近のブルガリアの出来合いのひき肉はおいしくなくて、何かヘンなものを混ぜて「水増し」してるっぽいので、選んだお肉を目の前で挽いてもらえれば安心、そして何よりもオイシイ!! もちろん、急いでいる人のためにすでに挽いてあるひき肉もありますが、これもオイシイ!! そしてよく売れているので新鮮!!
さぁ~て今日は何を買お~っうかなー、と思って行って見ると、何と改装のため1ヶ月お休み・・・(汗) エエ~ッ?! これから1ヶ月、どうしよう!お肉、どこで買おう・・・
そして待ちに待った1ヵ月後、とうとうリニューアルオープン!! 祝!! レジは3台に増え、豚コーナーだけでなく「コルバス」類(サラミ、ハム、コンビーフなどの加工肉)、鶏肉コーナー、そしてマイナスの目をした出っ歯のグロな頭も並ぶ羊肉コーナーや牛肉コーナーも広くなって充実!! この前の「クスクス」に使った骨付き羊肉や、昨日はキロ10レバ(600円?)くらいで牛ショルダーをここで買いました!!
ブルガリアのお肉はもちろんキロ買い!! 豚肉「コトレット」(骨付きグリル用の厚切り)はキロ7~8レバ、(3.5~4ユーロ)です。おいしい生姜焼きやとんかつをつくってます。ああ・・・やせられないよォ~。