ここ数年、1回も海に行かなかったのに、一度海に行くと、やっぱりまた海が恋しくなる・・・。 でもまたヴァルナは遠いな~。そうだ、高速道路トラキアが伸びたのでブルガスが近くなったな!ブルガスにはソルニツィ、つまり塩田もあるし。ということで、一念発起、泳ぎおさめにブルガスまでムルティプラちゃんを走らせることに。<o:p></o:p> でも、どこに泊まろう?泊めてくれるコネがないわけではないけど、急にお願いするのもなんだしなぁ・・・ 安いホテルはないかな?と、
「burgas hotel」でググってみると・・・
サニ-ビ-チからポモリエ、はたまた市内、クライモリエ、さらにプリモルスコ・・・ ブルガス近郊のリゾ-トのホテルがたくさん出てきます。でも、市内に近いと、あのマフィア会社ルクオイルの工場や港湾施設を見ながら泳ぐことになるし、(それじゃ何か東京湾で泳いでるみたい・・・) きれいなところは遠いし。妥協点は?
ソルニッツィに一番近くなる、サラフォヴォというブルガスのクバルタ-ル(地区)に「ホテル.シ-ホ-ス」ってのがあるよ! そしてここ、一部屋20ユ-ロ!なかなかリ-ズナブル! 朝ご飯も2ユ-ロのオプションでつけられます。出発直前にオンラインでぱっと予約してさあ出発!
高速道路トラキヤは、これまでにも走ったことのあるスタラザゴラを過ぎ、スリ-ヴェンをさらに越えてヤンボルまでつながりました!まるで美術の遠近法のお手本のような風景、そしてまだ真新しいアスファルト! でも、あまり時間短縮効果は感じられないなあ。オ-ストリア人の友人フォ-カ-は高速がまだ半分しか開通してないときから「ブルガスまで4時間」って言ってたけど、高速がここまでできてもこの記録を破れない・・・
ネットでのホテル探しなんかに手間取ったせいもあり出発が遅かったのでブルガスに到着したのは夕方。8月最後の週、急に気温が下がって風が強くなったせいもあり黒海は荒れ気味・・・ じゃ、まずは「ソルニッツィ」に行ってみよう!!
今年は去年とは逆の方向からアプローチ。ブルガスからヴァルナに向かう道路を走っていると表示が出ているので、そこから降りていってトロッコの線路沿いに走っていくと、車でゲートのすぐ近くまで乗り付けられます。そこから塩田までは歩いてすぐに着きました!!
ブルガス空港に降りてくる飛行機を見ながらひとしきりプカプカ・・・ でも風が強くてけっこう寒いし、それに風で押し流されちゃう!! それに濃い塩分の水につかっていると何だか体の中の水分が吸いだされてしわしわになりそう・・・
実は、ここでの「リクーヴァネ」(治療)、塩水につかるだけでなく、ミネラル分たっぷりの泥を体に塗る、というもの。塩田の入り口のところに泥がたまっていて、たくさんの人がそこで泥を塗ったくっています。そして真っ黒ケッケになったらぼちぼち海岸のほうに行って甲羅干し・・・ でもこの日は波がけっこう高くで砂や海草が打ち寄せる感じだし、それに護岸工事を始めたようで海岸でのんびりする気になれず・・・ でも、泥んこのままでは帰れないので海にドッボーンと突っ込み、ビーサンを海に持ってかれそうになりつつどうにか体を洗いました。でも、そのあとはお肌つるつる!! 泥効果バツグンです!!
ホテルに帰ってサラフォヴォの町をそぞろ歩き。こじんまりとした町ですが、ビーチはきちんと整備されゲストハウスもけっこうあります。ビーチを目当てに来た人もけっこういそうですね~。明日はここで泳いでみよ~っと!!
町の中心にはちょっとした公園があってそこにピッザリアが。ちょーどピザ食べたかったんだぁ、ということで晩御飯はここで!!
このサラフォヴォ、何よりステキなのがブルガスの空港から歩いて5分!! そんなに便利な上にまったくリゾートとして整備されていないわけではないけれど、でもそんなにアカ抜けもせず・・・ おじいさんたちがその公園の角のところのベンチにまったり座って、あまり商売っ気もなくお土産やわた菓子を売っていたり・・・
レストランもそんなにリゾート価格でもなく・・・ 気軽に楽しめるいいトコでしたよ!! ただひとつ、難点は「蚊が多い!!」 ピザを食べてビールを飲んでる間に刺されまくり・・・ ワタシだけでなくほかのお客さんも、食事をしながら足をぱちん!パチンッ!!(怒) 今度ここに来るとしたらちゃんと虫除けスプレー、しとかなきゃ!!
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