ソフィアからギリシャに向かう穴だらけの高速道路を行くと、ドドーンと看板が!!
「マックカフェ あと8Km」 エエ~ッ!? つまりペルニック市のどこかにマックができるの? こんなド田舎に?!
その上、もう一つ私が驚いている理由が・・・ 日本のある友人がずっと前に言ってたこと。「マクドナルドはハンバーガーの世界帝国だ!! それが証拠に、マックがある国とはアメリカは戦争しないだろう?!」 この言葉の真偽にはいささかの?がつきますが、まあ外れてはいませんよね。ロシアにも、中国にもマックはあるけど、アフガンやイラン、北朝鮮にマックがあるって聞いたことないもんね・・・ ブルガリアにもマックがあるのは皆さん、ご存知の通り。「MakgoHa△gc」(キリル文字で書いてあるのでラテン文字しか見てないとマクゴハアグスにしか見えない!! でも、特にこのペルニックから南方面に向かう地区は、とーっても人々が国家主義的なのです。人々の思考はだいたい、
「マケドニア(旧ユーゴスラビアの)はブルガリアだーっ!! ギリシャ北部もブルガリアだーっ!! テッサロニキじゃなくてソルンと呼ぶんだ!! トルコは出て行けーっ!! アメリカなんて大キライだーっ!!」・・・ 言葉だけ聞いていると、アメリカとの戦争も辞さないほどの強気に聞こえますが・・・ まあ、とにかくこの辺の人からすると、アメリカをはじめ、外国のものが入ってくることに大きな抵抗があるんだそうです。まして大キライなアメリカを「象徴する」マクドナルドができるなんて!!
「ねえ、バリュ・・・ ペルニックにマックができるって知ってた?」 と聞いてみると、さらに驚きの事実が!!
「知ってるさ。娘が勤めるんだよ。今、教育(たぶんオープニングスタッフのトレーニング)を受けにソフィアに行ってるんだよ」 ええーッ?! 頻出のペルニック人ヒゲおじさんのバリュの娘がマックでバイト?
相変わらずの不景気のペルニックで、きちんと払ってくれそうな外資が入ってきて、そこに自分の近い人が就職できたと言うのはウレシイはず・・・ でも、マック・・・ 日本や他の国からすれば単なるバイトなのに・・・ 月300レバ(日本円で2万円弱)ももらえたら高給取りにカウントされることを考えるとマックでも大喜びでしょう。
で、行って見ました、オープンしたてのマック!! スタッフもお客もやっぱり若い人が多いかな。正確にはペルニック市内ではなく、ギリシャに向かう高速道路の「ストゥデナ村(そのまま訳すと「寒い村(!?))」出口のところにできたシェル石油に併設です。まだビミョーに出来上がってなくて大きなロードローラーがアスファルトを敷く工事で動き回ってました。やっぱり「ブルガリスカ・ラボタ」・・・ でも、やっぱりマックは味も設備も世界基準です。食事はビッグマックセット、デザートはマックカフェの方に行ってアイスカフェ・バニラとチーズケーキ♪(食べ過ぎ?)
バリュおじさんの娘はいなかったな~。写真だけしか見たことないけど、おじさんにかわいそうなほど(笑?)ソックリだからすぐ分かると思ったんだけど・・・
んで、、、マクゴハアグス笑。。あはは、わかります!排他的なイメージ、プレーベンにはあんまり無いんですが(僕が引き込もってるからかも知れませんけど笑)マクド、スタバ、ダンキンドーナツ。。。。何もそう言った有名チェーン店が無いので、やっぱり閉鎖的な街なのかもしれません。早く出来てくれ~~ヽ(`Д´)ノマクドー!
マケドニア。。先輩で一人、マケドニアの医学生がいますが、超優しい男性です。むうちえさんのブログを読んでると、お国柄なのかもですねー☆
ぶるじろぅさん、こんにちは。
ダンキン、みんなの反応はどうでしたか? マクドやケンタじゃなくてもおいしいバーガーやチキンはプレーベンにもあるんでしょうけど(ブルガリアのものの方がおいしいのは確かですよね!)、でも、あったらつい行っちゃいますよね・・・ プレーベンにも何かできるといいですね。
gakuさんこんにちは。南東ブルガリア、旧ユーゴのマケドニア、そしてギリシャ北部のことを「マケドニア地方」と本来言うんでしょうから「マケドニアン」は正確な表現かもしれませんね。