おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

過疎すぎる村は住みにくいですヨ!!

2016-09-28 22:23:42 | ブログ

EUでNo.1のビンボー&物価安の国、ブルガリア!! そういうわけでEU中の年金生活者が、そして非EUのロシア人とかもすごい勢いでブルガリアの不動産を買っているようです。まァ、便利な都市部から比べると、少し離れたあたりだともう住んでいない家も多いもんネ。特に黒海沿いは空き家だけでなく新築建売物件がたくさん!! マンションでも一戸建てでもありますよ~。この夏旅行したカヴァルナ~ドブリッチ方面なんていーっぱい看板が出てました。まァ最近は、2007年のブルガリアEU加盟前後のヒートアップした時期に比べるとすんごく売れているという感じじゃないですけどネ~。

・・・時々、日本から来られてこちらに住んでおられる年金生活者の方々にお会いすることがあります。そのかなりの方々が住んでおられるのが、なぜかとんでもない過疎化した村。


 ぶどう棚があって・・・

果実の木が何本もあるお庭・・・ 

あんまり手入れもしないのにバラが美しく咲き誇る、お花も野菜も育てられる大きなお庭・・・

「あこがれの田舎暮らし」ということかもしれませんが、どうも聞いてみるとそう理想通りにいっていないような・・・ ほとんどの方がブルガリア語を全く話せないということもありますし、時々「ボられた、だまされた、盗まれた」ということを言ってたりしていたり・・・ 特に家や水道、電気関係の修理、不動産関係などでそういうトラブルがあるような。こちらでは普通、建築、改装業者とは、ブルガリア人同士であってもものスゴイ闘いになる(業者が入っている間はウチにずっといて見張って資材が盗まれないようにしている、もしくは手伝いをさせられるのが常識)のですから、それは仕方がないことです。それが嫌でブルガリアの男性の多くは職人を入れず、DIY感覚で材料、工具をそろえ、自分ですべてやるのです。

 またブルガリアの田舎はなぜ過疎か?というと、この田舎にある一戸建ての家の管理の難しさが一因にあるのではないか・・・ 上下水道と暖房は地元民の詳しいレクチャーなしに管理するのは難しいと思います。特にこちらの、コンクリ、レンガ造りの家は、じめじめした日本から来た日本人にとっては「夏涼し~♪」かもしれませんが、こちらの人たちは夏でも必ず手編みやキルティングのベストを羽織っています。そのようにして夏でも冷えから体をずっと守っているのです。それでも、特に女性は注意しないと体を壊しかねません。「ブルガリア・サバイバル=どう暖めるか?」、そう冬だけでなく、一年中気を付けないといけないようです。 でも、ブルガリア語を少しも習得しないとすると、そういうことは教えてもらえないかも・・・ 「英語が通じる人にきけばいい!」と思われるかもしれませんが、英語ができる人の多くは若い人たちで、彼らも私たちと同じ!! ブルガリアの田舎での生活の仕方を実はよく知らない、ということも多いのです。

そもそも、ワタシの中の疑問!! なんで日本人をはじめ外国人のみなさん、都市圏から遠い、ものすごい田舎に住むんだろう? 不動産価格、家賃はそちらの方が安いでしょうが、こちらで車も運転しないのであれば、大都市圏の近所のセロの方がいいのでは?と思ってしまいます。

ちなみにソフィア周辺にも 、市営交通で市内に通える村ってけっこうありますよ~!! ソフィア在住のおじいちゃん、おばあちゃんたちはけっこう近所にセカンドハウスを持ってます。こういうところは過疎の村よりは少しお高いでしょうが・・・ 覚えておいてソンはないブルガリアの常識!! 安かろう悪かろう!! 安いものには理由があるのですっ!! 


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