おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

秋分のブルガリア紀行(2) ブルガリア随一のパワースポット~温泉「ルピテ」と「ババ・ヴァンガ」

2015-09-27 05:09:25 | 温泉ブログ

今回はじめて行ったペトリッチ、ブルガリアのトマトをはじめとする野菜の産地としても有名ですが、もう一つ有名なものがあります。それは・・・

「ババ・ヴァンガの教会」と、その隣にある温泉!! それらは「ルピテ」という小さな村の郊外にあります。さすがに超有名な観光スポットでもあるのですぐに行けるようにかなり丁寧に標識が出ていて迷うことはありません。まずは主目的、温泉!! 

こんな感じ!! 

スゴイ!! 75度のお湯が湧いていて流れ出し、いくつもの池を形成しています。恐る恐る足を入れてみるとぬっとりとした泥が!! 

たくさんの人がキャンピングカーでこの池の周りに泊まってのんびり日向ぼっこをしながらこの池に何度も入ったり出たりしています。

ソフィアから来たというマダムたちも、顔や身体に温泉成分のたっぷり詰まった泥を塗ってご満悦!!


すぐそばにはもう少し利用しやすい温泉施設!! ここは入ると真ん中が水着で入るプールで、で、左右に分かれて壁に仕切られた水着ナシでも利用できる露天風呂、というつくり。1日4レバで利用でき、外の自然に湧いてるところとも往復し放題!! 

ちなみに露天風呂の部分は冬でも営業しているそうですヨ!! 雪見露天なんていいかも。(このギリシャ国境に近いところはあったかいから雪が降るかどうかの方が問題だけど・・・)

ここにゆったり浸かります・・・ ふう~っ!! 普段シャワーしかないところに住んでいて、こういうのに入ると、足の指の先に明らかな変化!! スベスベ、ツルツルに!! あーっ、やっぱお風呂っていいよね~っ!! そして外の野趣あふれる源泉の泥の効果も聞いていると思います。

この方向に来るのにけっこう車が来ていますが、温泉目当ては2~3割!! 大多数は、となりの「ババ・ヴァンガの教会」のほうへ行きます。正確に言うと「聖ペトカ教会」ですが、教会だけでなくババ(おばあちゃんの意)ヴァンガが住んでいた家や温泉が湧く池、カフェなどの併設された記念公園的な施設になっています。

このヴァンガおばあちゃん、もう亡くなっているのですが超有名な「予言者」で、共産体制下で信心深い人々の心のよりどころとなっていたそうです。ソフィアでも50歳以上の人たちに聞くと、「会いに行ったことがある!!」という人、結構います!! いまだに人々の心を捉えて離さないようで、亡くなったあとにたてられた教会には人がいっぱい!! 

そこへの入口の前には露店がたくさんっ!! ワタシもこのへんの名産らしい「スモキノヴァ・ラキア」(イチジクのラキア)を買っちゃいました!! 売ってるおにいさんもノリノリ!! この「パワースポット商法」はどうもアたってるみたい。

でも、これほど温泉が湧くところですので、誰でも元気を回復して、仕事のためだけに人々の住む、あの汚くて寒いソフィアへと戻れるのでしょう・・・ 


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