日本ではあの名ゼリフ「あんた牡丹じゃなくてブタよっ!!」などで有名だったドロドロとした昼メロがなくなってしまう・・・という話ですが・・・ これは御年74歳のテメヌシュカおばさんの身内の話。ある日彼女の甥っ子キロ(40歳)の話になり、「どうしてんの?」と聞くと、とんでもない、そんな昼メロばりの話になっていました・・・
これまでのいきさつ。ウチのすぐ目の前を通る「ロムスコ・ショセ」をず~っといったところのお話・・・
キロはバツ1。5歳の子供を元妻に取られ、養育費を払おうにもブルガリア北部、ドナウ川沿いの小さな村に住んでいるために仕事もなく無職。家も修理しないと資産価値がなくなりそうな程ボロいので借金をして直しました。おかげで首が回らなくなっていました。このままではラチがあかぬ・・・とイタリアへ出稼ぎへ
そこへブルガリア系ロマで、イタリア人と結婚している人妻ヴァーニャ と出会います。同い年ということもありすぐに意気投合!! 実はヴァーニャの夫は若いころ事故に遭い、身体、精神に重い障害がある・・・ しかし彼の父親(つまりヴァーニャのしゅうと)は孫をその手に抱くことを未だあきらめきれず。そしてこのしゅうとは何とイタリアで貸しビルやホテルを所有する資産家。自分の血をひく、そして資産を受け継ぐ孫がどうしてもあきらめきれない・・・
ヴァーニャはそういう訳アリのところへ、その財産目当てで嫁に行きました。でも子宝はムリのよう・・・ ロマの女性で40歳まで一人も子供がいないなんて考えるのも恐ろしいことなのですが、どうしようもありません。
ところが・・・ !!! ヴァーニャはすぐに不倫相手キロの子供を身ごもりました!! で、どうなったかというと・・・
まずヴァーニャは大喜び!! あきらめていた自分の子供を40歳オーバーで初産。さすがに帝王切開で産後の肥立ちはとっても不安・・・ で、キロはヴァーニャのしゅうと所有の貸ビルの清掃管理の仕事を彼女から引き継ぎました。で、キロももう無職ではないので大喜び!! 借金も返せます。そして前妻との間の子供への養育費も払えるメドが立ち、前妻も大喜び!! さらにイタリア人のヴァーニャのしゅうとも大喜び!! 出所はともかく、嫁が産んだ子ですから当然我が孫!! 自分の資産を相続させたいのでしょう。で、イタリアでどのように出生登録されたんだか・・・
こういういきさつがあって、最近このヴァーニャは自分の子を連れて、実際その子の父親であるキロとともに彼の村に「里帰り」。異父兄(つまり前妻とキロとの間の子供)のところにも行き、「お兄ちゃんだよ~」と対面を果たしたとか。 キロとヴァーニャ、そしてキロの前妻が全員対面した・・・ う~む、いったいどんな会話をした?
何か・・・ 聞いていると登場人物一人一人がちょっとずつなんかオカシイんだよね~。ブルガリアの貧困ゆえにモラルなんかかなぐり捨てて、「生きるためなら仕方がない」ということらしいけど、この登場人物たちの子供たちは大人になったらどう思うのかな・・・?
ブルガリアには円満な夫婦、円満な家族というのはなかなかないけど、自分の利益だけに集中した「円満不倫」というものは、この話だけでなくまあまあたびたび聞くんですよね~・・・
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一番の疑問は「しゅうと」じゃないですか?
戸籍上は孫にできたかもしれないけど、本当は息子の子じゃないし
血が繋がってなくても良いんですかね?
継ぐ人がいないよりはマシなんですかね?理解できない~
この「しゅうと」が亡くなって障害を持つ息子が亡くなったときに、この子供が正当な相続人と言えるのか、親戚の誰かが弁護士でも立てて出てきたらどうするんでしょうねぇ・・・
イタリアのお国柄、中絶はNGというのは分かりますが。
それにキロがヴァーニャに嫌われる、またはヴァーニャに他の男ができる、何てことになったらどうするんでしょう?
いずれにしてもみんながちょっとずつおかしいので、できるだけ距離をおいておきたい、のですが・・・