おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

インターネットと風評?

2012-03-14 18:53:45 | デジタル・インターネット

だいぶ若い世代では一般的になってきたインターネット。ソフィア市内の学校では先生が生徒との連絡にソーシャルネットワーキングを利用するケースが増えているとか。そのため多くの生徒はfacebookにアカウントを持っています。

ただ、ワタシ以上の世代はまだまだのよう。逆にアラフォー世代以上でインターネット接続が家にある、というだけで「オレはスゴイぜ!!」という雰囲気(笑)の人も多いようです。ブルガリア語のサイトもかなりいろいろあり、生活に必要な情報はすぐに入手できるようになってきました。ワタシがこちらに来た頃からすると大きな進歩です!!

Europeonthewall それでも、ブルガリア人に関して他の旧共産圏国出身の人からよく言われること、それは・・・

「ブルガリア人はテレビ、新聞、インターネットのウェブサイトで言われることをすぐウのみにしがち!!」 でも、そういう人たちの国だって共産主義下で国策としてよく情報が統制されていたんじゃないの、と思って聞いてみると、みんな、「どうせここ(メディア)に出てることはかなりウソだよね~」と思っていたそうです。でも、そこは超!素直なブルガリア人?! 全部受け入れちゃう?! 

それで困ったのはある科学者(元大臣だったかな?)が日本に関して

「日本全土は放射能でどうしようもなく汚染されている」と発言したこと!! え~っ!? そこまでじゃないよ~!! と思っていたのですが・・・ (けっこうツイッターでツッコんでた日本人も多かったですよね。) ブルガリアのネット上のニュースにも載ってしまいました。ただでさえ日本からの食品を郵便で送ってもらうのに苦労してるのに・・・ ブルガリア人の友人たちからは

「本当にそうなの?」「ご両親をブルガリアに呼びなさいよ!! ここなら安心よ!!」 と言われてしまう始末・・・ だいたいのブルガリア人は、日本の大きさについてピンと来ていないようで、「島だから、ブルガリアより国土が小さい」という感覚のようです。フンっ!! ブルガリアなんて端から端までほぼ600km、人口だって東京の半分ちょっとしかない国なのにっ!! 先日日本は3000kmの長さがあるって言ったらけっこうビビられました(笑)。

そんなある日、オランダの一極右政党が自らのウェブサイトや新聞でブルガリアを含めた東欧を手厳しく批判!! オランダはブルガリアがシェンゲン条約に加盟することに否定的な国のひとつです。それを知ったブルガリアではけっこうニュースになりました。それによるとブルガリアのやはり(笑)極右政党「BMPO」がけっこうツっかかっていますが、この政党、ブルガリア国内ではロマの人たちやトルコ人にもっとひどい人種差別的な発言をくりかえしてるんですけどねえ・・・ ニュースを見る限り「組織犯罪」「麻薬」「売春」そして「ポイポイゴミを捨てる(笑)」など、たしかにブルガリア国内でも深刻な問題に言及しています。オランダは麻薬や売春が合法化されているけど、その分、限定されていたり登録されていたり、もしくは課税さえされているでしょうし。そこにブルガリアからそんなものが裏ルートで不法に流れ込めば・・・と心配しているのかも。さらに、オランダ人達からすればそんなサイトは「ただ一つの政党の意見」に過ぎないと思っているでしょう。今まで会ってきた幾人かのオランダ人の意見を統合すると、けっこう合理的に考えているようですが・・・

ちなみに。ブルガリアのニュースで、マイクを片手に大物政治家や政党の党首に突撃インタビューをしているのは、なぜか大学生くらい!?と思えるほど若くてカワイイ女の子達ばかり・・・ この国のジャーナリズムはどうなっていくのでしょう・・・

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