日本では実りの秋!! 食欲の秋ですね~!! こちらブルガリアの秋も「実りの秋!!!」です。 (冬時間に戻って一気に冬になってしまった気もしますが・・・) ぶどう、栗など、日本の実りの秋の代表的なものだけでなく、こちらはチュシュキ系の野菜(ピーマン、パプリカ、トウガラシの類)、カリフラワー、かぼちゃ、キャベツなどがたくさん出ています。そしてどの家(一戸建て)の庭にも畑があり、野菜が作られています。そして、びんづめの保存食を作って、保存しきれない分はおすそ分けしてくれるのです。
頻出のエミリアからはチュシュキ、トマトの他、彼女の大好きなハーブ類。ジョージン、コレはたぶん、日本の実家の庭にもあったハッカの葉のよう。メントール風味(?)です。そしてツェリナ!! 根セロリの葉の部分です。この二つのハーブを入れるとなんでもブルガリスカ・クフニャ(ブルガリア料理)風になります。(と思うのは私だけ?)
エレナばあちゃんからは、なんとマグダノスというハーブを約1Kgもらいました。コレは日本で言うパセリです。山盛りのマグダノスを洗うのに30分かかりました。コレ、どうしよう・・・ 迷ったあげく、カレーに投入! パセリカレーになってしまいました(っていうか、草カレー、と言うほうがあってる・・・)。まあまあおいしかったけど、後で友人のレニに聞いたら、「それは、切って、新聞紙の上に広げておけばスホ(乾燥)・マグダノスにできたのに。」 あ~、そうかァ~、その手があったか~。今度はそうしよう!!
ハーブ類はとにかく生だと香りが鮮烈でおいしいけれど量を考えて入れないとハーブくさくなっちゃうもんね。
あと、最近いただいたのは ラキヤ!! ドマーシュナ(自家製)です。アルコール度約50度。材料はジャンキです。ふたを開けた瞬間プワ~ンと鮮烈な香りが。コレ、どこかでかいだにおいだな~と考えていると、!あっ、そうだ!!近所で木から落ちたジャンキの実が水たまりで腐った(?というか発酵した?)においだ!!
コレをくれたキロは、「ここは豊かで暮らしやすい土地だ、作物も何でもよくできる。だからブルガリア人はバカになってしまったんだ」と言ってました。本当にここは実り豊かな暮らしやすい土地です。でも、ブルガリア人はバカだとは思わないけどね。だって厳しい冬があるんだもん。マイナス15~20度を生き延びるには知恵が必要です。
ところでこのラキヤ、おいしい~!! 強いわりにあんまり酔わないし、胃にもきません。自家製で無添加だからかなァ~・・・ 「今度来たらウサギを一羽つぶして料理してあげよう」といって、家にいる生きたウサギを見せてくれました。デ、デカ!! 中型犬くらいあります! そしてカワイイ!食べなくていいから一度ダッコしてみたいと思ってしまいました。(怖がりな動物だから無理かな?残念ながら写真は撮れませんでした。すみません)
マグダノス(パセリ)はおすそ分けでなくてもいつも大量に売られていますよね。あんなに大量のパセリをブルガリア人はいったい何に使っているんだろう?と不思議に思ってしまう今日この頃です。
セルビアの言葉やマケドニアの言葉はブルガリア語に似てますよね。マケドニアは国境しか行っていないのでぜひスコピエとか行ってみたいと思っています。
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