やはり度々行きたくなる大きな都市、ソフィア。以前はウィーンやアテネに行った時だけ「ああ、文明に触れた!」と思ったものでしたが、今ではソフィアで十分都会に来た気分に・・・ その中の最大のパザール、ジェンスキー。(某「地球のOき方」の地図にも出てますね。) 最近ではソフィアモールなど、ショッピングモールもどきのようなものが出来ているようですが、そういうところには足が伸びず、ついついココに来てしまいます。個人的に大好きだから、かな。
2列ある通りの、ロヴォフ・モスト(ライオン橋)に向かって右側の列には野菜など食料品が、そして左側の列には衣類や靴など雑貨が多く並んでいます。夏のこの時期にはトマトやきゅうりなどの野菜、そしてプラスコバ(モモ)やスリーバ(プルーン)、グロズデ(ぶどう)などの果物たちが並んでいます。また鍬や鋤の頭、ギョベチなどのブルガリアの陶器、それに水道の蛇口やSQMYなどのニセ日本製品、また(特にロマのムジカンティが使っているのをよく見る)太鼓なども売っています。
田舎町ペルニックに比べて野菜が安い!! さらに田舎のラドミルなんかにくらべると野菜の値段は何と半分!! もしかしたらココで仕入れた野菜をペルニックやラドミルで売っているんじゃあないの?
ジェンスキーでのお楽しみがもう一つ。安いテイクアウト・ランチ!! どこでもあるのがピトカ(小さなパン)を開いてキョフテをはさむもの。1レバから食べられます。もうこれ一つでおなかがいっぱいのボリューム!! そして魚屋さんの出している揚げ魚のグラム売り。サバやサンマ(!)の揚げたのもあります。でも、特にツァツァという小魚のから揚げはウマイ!! 100gで75ストティンキ(約60円)です。家でツァツァを揚げると部屋に魚の匂いがこもるのでこれはお手軽です。それに「ザクースカ」(朝食)屋さん。バーニッツァや菓子パンを売っているところです。「コズナック」、イタリアで言うところの「パネトーネ」でしょうか。甘~い!パンです。焼き立てにはもー甘~い香りがたまらない!!! この大きな市場で働く人たちの胃袋を満たしています。
ただ、ペルニックという経済が落ち込み続ける田舎から大きな都市のパザールに来ると大きな違いを感じるようになりました。プロダバチ(売り子)の態度です。ペルニックならジャガイモでも何でも1個1個買い手が選んで買えるのに、ジェンスキーで選ばせてもらおうとすると怒鳴られます!! 「選ぶんなら50ストティンキ増しの値段になるよ!!」 ・・・以前からこうだったかなあ・・・?そして腐ったものや古いものを平気で秤にかけます。もともとブルガリア人の売り子(特にジェンスキーなどの大きな市場の)は平気でごまかすので気をつけてはいたんだけど、なんだか最近は特にひどくなったのかな? 買い手も買い手で、何とか安いものを探して売り手を欺いてでも安くさせようとするので双方がキリキリしています。
「これ、腐ってるわよ!!」 「そんなことはない!!!」
う~む。サービスのよいところに人が集まるという資本主義の原則にはまだ程遠い!??
更新されてたから、嬉しくて一番ノリの書き込みです笑
都会の方が便利で楽しいイメージがあるのですが
田舎は田舎で、なんだか良さそうですね。
ってか、商売のやりとりが日本とは、随分違うようで
ちょっとビックリですよー@@
売り手が怒鳴るって。。。。苦笑
僕なら、圧倒されて謝りそうです(ノ´∀`*)ゴメンナー、ミタイナ
パザールはよく行きましたが腐ったのとかはあまりなかった気がします。。大体自分で選んでたような。ジェンスキバザールは大きいから特別なんですかね?それともソフィア全体そういう傾向なのかな?
最初の頃は怒鳴られている言葉の意味がわからなくて、「何で怒られてんだろう・・・」と知らんプリ。コレも強みですよね。
Tapoさんこんにちは。この傾向、最近ソフィアでは顕著に感じます。すべての品物がソフィアに流れる傾向があるからでしょうか・・・
この前ペルニックよりさらに田舎の隣町ラドミルで野菜を4レバ分ほど買いましたが、そしたら店のおじさんおばさんが大喜び!! おまけにぶどうを味見用にくれたりして・・・ でも、ソフィアではおつりを10ストティンキ20ストティンキごまかそうとするのがしょっちゅうなので、気を付けて見ていないといけません・・・ そういう買い物って悲しいですね。