MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

父の自然薯

2011年12月09日 | 料理&美味しいもの
 実家からの荷物に自然薯が入っていました。
 父が畑で育てたというもので、長さは30センチぐらい。
 長芋に比べると、ちょっとゴツゴツしています。

 母に聞いてみたら「すごく粘りが強いから、卵やだし汁で薄めないととても食べにくいよ」とのこと。
 妹からは「とろろにしたら、まるでつきたてのお餅!すり鉢からお椀までキャッチボールできる」と、信じられない話を聞きました。

 実際すりおろしてみたら、本当にビックリするような粘度。
 すりおろしたとろろが自然薯にくっついて、モチモチ・ネバーっとお餅つき状態。
 溶き卵を入れても、だし汁で薄めても、まだしっかり粘ってくっついてしまうので、お玉で切るようにして盛り分けました。

 味も美味しい!
 なんとも贅沢なとろろです。

 そもそもスーパーで売っている長芋の仲間(ナガイモ・ヤマトイモ・ツクネイモ・イチョウイモ)というのは中国原産の栽培品種で、日本原産種である山芋・自然薯(ヤマイモ・ヤマノイモ・ジネンジョ)とは、別種なのだそうです。
 自然薯って、ナガイモの仲間だと思っていたけど違うんですね。
 長芋と山芋の違いって、「野生か栽培か」、そして「粘り・味・値段」だと思ってました。


 実家の畑の土は、白土の粘土。
 まるで山の土みたいだから、美味しい山芋(自然薯)ができるのかな?
(そういえば、近くの山でも天然の自然薯がとれたはず。むかごを見たこともあります!)


 父曰く、「いろんな人に好評だったから、来年はもっと育てる」とのこと。
 来年も楽しみです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする