『ぼくの守る星』
著者:神田 茜
集英社
難読症(ディスレクシア)の中学生の男の子と、彼のまわりに生きる人を描く連作短編集。
お説教や道徳の授業のように「正しさ」を押し付けない1冊です。
文章は読みやすく、切ないのに優しい、淡々としているのにメッセージのある物語になっています。
困っている人に寄り添うこと。
愛する人に愛してると伝えること。
誰かのために生きること。
登場人物の悩み・苦しみの描写から「普通でないと不幸せだと思うゆえの不幸]が伝わってくる一方で、小さな希望や喜びも見出せます。
エンディングの手のぬくもりが、この1冊をあたためてくれているようにも思います。
最近、自分の中の偏見と向き合うことが多くて、あれこれ読んでいます。
何も知らずに偏見で差別する自分のままではいたくないと思うのに、新しいことを知るたびに自分の中の今まで見えていなかった偏見に気づいている状態です。
一人の人間としても、親としても、成長していきたい。知ることを続けていきたいと思います。
著者:神田 茜
集英社
難読症(ディスレクシア)の中学生の男の子と、彼のまわりに生きる人を描く連作短編集。
お説教や道徳の授業のように「正しさ」を押し付けない1冊です。
文章は読みやすく、切ないのに優しい、淡々としているのにメッセージのある物語になっています。
困っている人に寄り添うこと。
愛する人に愛してると伝えること。
誰かのために生きること。
登場人物の悩み・苦しみの描写から「普通でないと不幸せだと思うゆえの不幸]が伝わってくる一方で、小さな希望や喜びも見出せます。
エンディングの手のぬくもりが、この1冊をあたためてくれているようにも思います。
最近、自分の中の偏見と向き合うことが多くて、あれこれ読んでいます。
何も知らずに偏見で差別する自分のままではいたくないと思うのに、新しいことを知るたびに自分の中の今まで見えていなかった偏見に気づいている状態です。
一人の人間としても、親としても、成長していきたい。知ることを続けていきたいと思います。