『ついに、来た?』
著:群ようこ (ムレ ヨウコ)
幻冬舎
「いつか来る」とは思っていても、なかなか実感のない親の介護。
8編の物語は、どれも、どこかにありそうな家族に「ついに、来た」介護の風景です。
もちろん、親は老いていくのが当たり前。
でも、介護は老いだけじゃないのですよね。
「突然来る介護」だってあるはずで……。
仕事に、子育てに、日常生活だけでも大変なところに、ある日やってきたら……、どうなるでしょう。
8編どれも、家族のつながり方を、ユーモアも交えて描いています。
無理解な人も、傍若無人な人も、現実を認めたくない人も登場します。
家族に降り掛かる出来事で、今まで見つめていなかった家族の姿が見えるという、ある意味ミステリーよりも恐い物語かもしれません。
それでも、読後感が良いのは、ちゃんと家族の愛も見えるからでしょうね。
結婚していても、していなくても、兄弟がいても、いなくても、一度読んでおくと「こんなこともあるのか……」と、小さな覚悟ができるかも。
介護される側になることも想定して、家族と話しておこうと思える1冊です。
著:群ようこ (ムレ ヨウコ)
幻冬舎
「いつか来る」とは思っていても、なかなか実感のない親の介護。
8編の物語は、どれも、どこかにありそうな家族に「ついに、来た」介護の風景です。
もちろん、親は老いていくのが当たり前。
でも、介護は老いだけじゃないのですよね。
「突然来る介護」だってあるはずで……。
仕事に、子育てに、日常生活だけでも大変なところに、ある日やってきたら……、どうなるでしょう。
8編どれも、家族のつながり方を、ユーモアも交えて描いています。
無理解な人も、傍若無人な人も、現実を認めたくない人も登場します。
家族に降り掛かる出来事で、今まで見つめていなかった家族の姿が見えるという、ある意味ミステリーよりも恐い物語かもしれません。
それでも、読後感が良いのは、ちゃんと家族の愛も見えるからでしょうね。
結婚していても、していなくても、兄弟がいても、いなくても、一度読んでおくと「こんなこともあるのか……」と、小さな覚悟ができるかも。
介護される側になることも想定して、家族と話しておこうと思える1冊です。