MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

『よい子への道』『よい子への道2』

2017年04月25日 | BOOKS
 朝、交通安全の黄色い旗を持って交差点に立っていると、小さな1年生が大きなランドセルを背負って登校してきます。
 何度も何度も右左を見ていてなかなか渡らない子がいたり、本当にどの子も可愛い。
 今回は、そんな新1年生にも読んでほしい漫画絵本です。字が読めなくても楽しめますし、ふりがなもついてます。

『よい子への道』
おかべりか
福音館書店
(1995年)


『よい子への道2』
おかべりか
福音館書店
(2003年)


 福音館書店の月刊誌「おおきなポケット」で掲載されていたものをまとめた2冊です。

 毎回、「〜でしてはいけないこと」「〜にしてはいけないこと」というタイトルで、まったく予想もつかないような奇天烈なことをしている様子のイラストが、見開き2ページに3〜4場面描かれています。
 「ぜったい、こんなことやらないって!」「ていうか、できないってば」という、どれもこれもヘンテコな「してはいけないこと」の例が紹介されています。
 「してはいけないこと」なのに、どれもおかしくて楽しそう。

 『よい子への道』には、「よい子への道 その25」まで。
 『よい子への道2』には、また新たに「よい子への道 その1」から始まって、「よい子への道 その29」まで。
  25足す29ですから、合わせたら「54」ですね。

 その他、「おまけまんがげきじょう」が収録されています。

 「よい子」って、本当に大変そう。
 でも、この本を読むと「元気で楽しそうに毎日を過ごすこと」が「よい子」なんじゃないかと思えます。


 偕成社の「おばけやさん」シリーズが好きな子にもオススメしたい1冊です。
 たもつくんや、ポンポーソみたいなキャラクターも出てきますよ。
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