ありがたいことに、我が家の子どもたちは食べ物の好き嫌いがありません。
両親が「食べるの大好き」ということと、ちょっと苦手な味に出会ったときの『魔法のコトバ』があるのです。
それは『大人味(おとなあじ)』。
「これ、不思議な味がする」
「これ、ちょっと食べられない」と、子どもが言ったときに、
「そっか、残念だね。ちょっと大人味だったかな?
いつか美味しく食べられるようになるから、大丈夫だよ」
「大人味だからね、まだ○○には早かったかな?」と言うと、
『食べられないのは残念なことなんだ』『大きくなったら美味しく食べられるんだ』と思うようで、いつのまにか「ボク、これ食べられるよ。美味しいね」とパクパク食べるようになるのです。子どもの向上心・「もう大きくなったよ!」という心をくすぐる巧みな心理操作かもしれません。
つい先日、ミョウガ入りのお味噌汁を朝食に何気なく出したら、「ミョウガの香りだね。美味しい」と次男。ちょっと前まで『大人味』って言ってたのに。(笑)
ただ、大人だけで食べたいようなものも「食べる!食べる!」って食べてしまうのは困りものですけれど。
両親が「食べるの大好き」ということと、ちょっと苦手な味に出会ったときの『魔法のコトバ』があるのです。
それは『大人味(おとなあじ)』。
「これ、不思議な味がする」
「これ、ちょっと食べられない」と、子どもが言ったときに、
「そっか、残念だね。ちょっと大人味だったかな?
いつか美味しく食べられるようになるから、大丈夫だよ」
「大人味だからね、まだ○○には早かったかな?」と言うと、
『食べられないのは残念なことなんだ』『大きくなったら美味しく食べられるんだ』と思うようで、いつのまにか「ボク、これ食べられるよ。美味しいね」とパクパク食べるようになるのです。子どもの向上心・「もう大きくなったよ!」という心をくすぐる巧みな心理操作かもしれません。
つい先日、ミョウガ入りのお味噌汁を朝食に何気なく出したら、「ミョウガの香りだね。美味しい」と次男。ちょっと前まで『大人味』って言ってたのに。(笑)
ただ、大人だけで食べたいようなものも「食べる!食べる!」って食べてしまうのは困りものですけれど。
ワタシは大人味がいまだに苦手なおやぢですが(;^ω^)
ウチの娘は、辛いのに強くて、わさび少々
つけないと刺身は美味しくないそうです。(笑
春菊が美味しいと思ったのは、20代に
なってからだったと思うわ。
と思わず心の中で手を打ちました。
確かに、子供って背伸びしたがりますから、非常に巧みな「作戦」ですよね。
将来使ってみます!!
ある日突然「おいしい!」って思うようになるかもしれませんよ。
「なんで今まで苦手だったんだろう!」って。
>naomiさん
我が家の長男も辛いのを少しずつ食べ始めてます。「まだ早い」って親が止めようとすると、かえって食べたがったりするんですよね。
私にとっての大人味は「木の芽和え」。食べられるのですが、まだ私の舌も少し「子ども」のようです。
>cabronさん
好き嫌いがないと、いろんな人に可愛がってもらえるように思います。特に料理をする人にとって、子どもの「美味しい!」は魔法のコトバです。海外でも同じですよね、きっと!
いいお話を読ませていただきました。
実は我が家でも子ども達が「大人味」という言葉を多用します。もう中高生ですが。
いつから、何の影響でそういうようになったのか思い出せませんが、苦手な味も「おいしくない」と言わずに「ちょっと大人味」というのは、他人の嗜好をいちいち貶す必要がなくていいなと思っていました。
世間一般でも使われている言葉だろうかと、ふと疑問に思って検索したところ、このブログがヒットしました。
そうか、気づいていませんでしたが、「大人味」と表現することで、将来的な興味も繋ぎとめておく効果があるのですね。なるほどです。
末っ子は、今年から、料理教室に通い始めました。
料理教室から帰ってくると、興奮気味に色々話してくれるのが面白いです。
もう11年も前の記事なんですね!コメント嬉しいです。わたしも懐かしい気持ちで記事を読み返しました。
丸さんのおっしゃる通り、味覚って「自分の感覚こそが正しい」と、人を非難するものではありませんよね。人の味覚は本当にそれぞれで、ずっと「大人味」のものがあるケースもありますから。
お子さんのお料理も楽しみですね。料理が好き、食べるのが好きな人は、人生の楽しみが多いとおもいます。親子での会話も素敵ですね。
我が家も、この記事を書いたときは赤ちゃんだった末っ子が、今では料理するのも食べるのも大好きな子になりました。月日の経つのは早いものですね。