そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

山茶花梅雨

2006年12月13日 | 水滴・凍露
昼前からの細かい雨に煙る風景は、もう夕方のようです。
まだ少し明るさがあった頃に、雨ならではの風景を求めて出てみました。

最近の暖かさにすっかり大きくなったカラスノエンドウが、あちこちに蔓を伸ばしています。
蔓の先は丸まっているので、ごく小さな水滴も落ちずに付いています。
これも、直径1ミリくらいしかありません。


これはもう少し大きくて3ミリくらい。これくらいになるとピント合わせも楽ちんです。
肉眼でも、何かが写りこんでいるのが見えます。

こんな幅のある葉っぱの裏側に、どうやって水滴が出来るのでしょう?


濡れてはダメなカメラももって出ました。
だから傘をさして、フラッシュをたきました。
やっぱり色が変ですね。
写真としてはボツなのですが、私のカメラがまともに写っていて面白かったので、載せます(笑)

ニコンクールピクス4800です。私の手も写ってる?


上の写真の山茶花の、こぼれた花びらの色を写しているしずくです。

晩秋の枯れ葉色の中に、赤い色が入ると華やぎますね。

<枯れ葉色ばかりの中に一枚の紅き花びら華やいでいる>


これは、別の場所にある大好きな淡い色の花。

いかにも山茶花という風情です。

<山茶花梅雨と名づけられたる冬の雨 
             煙るごとくに花を包みぬ>



にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り

虹色通信掲示板
コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする