~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女先生と分かち合い

2011-02-21 20:06:44 | 日記
初女先生の講演会では、分かち合いの時間があります。

最初に「イスキアの集い」でこの分かち合いを始めた時、分かち合い

というものをどう伝えたらよいか、スタッフで頭を寄せ合ったことが

ありましたが、今では初女先生の講演会の分かち合いは、説明を

しなくても、伝わる様になりました。

昨日の講演会の分かち合いの時に、ご主人を亡くされてまだ、1年が

たっていない方の思いに、初女先生は「1年目は苦しい時ですよね。

自分が感じたことはいけないと思わないで。

お子さんも又淋しいと思っていると思うと、子供に対しての

接しかたが違うと思います。」と言われました。

文字に書いてしまうと分かりませんが、先生の深い思いが、

その方の心に寄り添うように、発せられた言葉のように感じられ

ました。

聴いていて、自分のことが重なりました。

息子を亡くしての1年は、何で?という答えの出ない問いに

自分自身を苦しめていました。

下の子は9歳でしたが、この子の淋しさに心をむけることが

出来ず、自分のことで精一杯でした。

私の前で泣かないこの子を見て、子供って立ち直りが早くていいなー

と、とんでもない事を思っていたのですから…

初女先生の子供も淋しいと思っていると思うと…という言葉を

聴いて、思わず涙が溢れてしまいました。

あの時9歳だった弟は、兄の年齢を超えもうすぐ大学生になります。

お兄ちゃんがいてくれたらという言葉を、どれほど呑み込んで

今日まできたことでしょう…

そのことを私は、ちゃんと分かっていてあげなくちゃ…

母さんが悲しい時、弟も父さんも悲しいんだよね。

そしてお兄ちゃんも…

母さんが嬉しい時はみんなも嬉しくなるのかな…

天国まで嬉しさ届くのかな…
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする