「粗食のきほん」これは、11月に発売された、初女先生と
幕内さんとの対談集です。
5日の読売新聞の本の紹介に載ったのですが、先生の本で今まで
これほど、深く読み込まれた紹介があっただろうかと、その文章にも
感動してしまいました。
今、米離れが随分言われるようになりましたが、この本を読むと
私達日本人の中にある、他の物にはない米に対する思いが
立ち上がって来る気がしました。
神事には必ず米が供えられるし、米は誕生のお食い初めから
始まり、この世を去る時も米で送られる
それほで、日本人にとってお米・ご飯とはすべての糧となる
食べ物なのです。
初女先生のお米に対する、並々ならぬ思いがどのページからも
伝わってきます。
先生のお米の研ぎ方は(洗い方と先生は言われますが)
両手を合わせ、祈る様にされるのですが、一粒一粒のお米の
命を大切にしているからなのだということが、
よく分かりました。
私はまだまだ形だけを真似ていたように思います。
先生が「ご飯が上手に炊けるようになったら、それは
すべてに通じる」と言われたことの深さがやっと
分かりました。
「おむすびはご飯の炊き方が、一番なの」と、先生が念を押す
ように言われていたこと…
そして、1~2回教わって、人に教えてしまう人もいて
おむすびが、違って伝わっていることに心痛めて
いたことが、よくわかりました。
今朝、艶やかなご飯がふっくらと炊きあがったのを
見た時、自然に感謝の気持ちが湧きあがってきました。
新聞の書評には(立教大・前田英樹氏)
「初女さんの素直な話芸で謙虚に語られていて、日常にある
自然への柔らかい透視力に感嘆させられる。
彼女の話しぶりは、この上もなく平明だが、思想を語る
どんな言葉も、これ以上に大切なことを表現するのは、
難しいだろう。」と書いてありました。
この本に記して下さった初女先生のお言葉
「おいしいと 感じることで
生きる力が出てきます」
幕内さんとの対談集です。
5日の読売新聞の本の紹介に載ったのですが、先生の本で今まで
これほど、深く読み込まれた紹介があっただろうかと、その文章にも
感動してしまいました。
今、米離れが随分言われるようになりましたが、この本を読むと
私達日本人の中にある、他の物にはない米に対する思いが
立ち上がって来る気がしました。
神事には必ず米が供えられるし、米は誕生のお食い初めから
始まり、この世を去る時も米で送られる
それほで、日本人にとってお米・ご飯とはすべての糧となる
食べ物なのです。
初女先生のお米に対する、並々ならぬ思いがどのページからも
伝わってきます。
先生のお米の研ぎ方は(洗い方と先生は言われますが)
両手を合わせ、祈る様にされるのですが、一粒一粒のお米の
命を大切にしているからなのだということが、
よく分かりました。
私はまだまだ形だけを真似ていたように思います。
先生が「ご飯が上手に炊けるようになったら、それは
すべてに通じる」と言われたことの深さがやっと
分かりました。
「おむすびはご飯の炊き方が、一番なの」と、先生が念を押す
ように言われていたこと…
そして、1~2回教わって、人に教えてしまう人もいて
おむすびが、違って伝わっていることに心痛めて
いたことが、よくわかりました。
今朝、艶やかなご飯がふっくらと炊きあがったのを
見た時、自然に感謝の気持ちが湧きあがってきました。
新聞の書評には(立教大・前田英樹氏)
「初女さんの素直な話芸で謙虚に語られていて、日常にある
自然への柔らかい透視力に感嘆させられる。
彼女の話しぶりは、この上もなく平明だが、思想を語る
どんな言葉も、これ以上に大切なことを表現するのは、
難しいだろう。」と書いてありました。
この本に記して下さった初女先生のお言葉
「おいしいと 感じることで
生きる力が出てきます」