スマホを手にしていた息子が、
「お母さん、初女先生がヤフーニュースに載って
いるよ、日本のマザーテレサだって」と、言って
見せてくれました。
そこには、女性セブンに載った文章が掲載されて
いました。
本屋さんの立ち読みでなく、落ち着いて
読んでみると、初女先生のおむすびをお伝えする
ことの重さを感じ、立ちすくむ思いがしますが、
行動する人だった初女先生を思うと、
おむすび講習会では、私は初女先生に教えて
頂いたことを、丁寧にお伝えすること、
そのことに徹しようと思いました。
『おむすびの祈り』
「おむすびをむすびながら、なにを考えて
いますか」とよく訊かれます。
私はなんにも考えてないんです。
おいしくなれとも考えない。
一粒一粒のお米を生かすように
ただ無心に握っているだけ。
十の工程があったら、十のどこにも心を
離したくないから
考える余地なんてないんですよ。
ひとつひとつの工程に心をかける。
それが私の祈りでです。
本当にお伝えしたいのは、おむすびの作り方
ではなくて
「信仰とはなにか」ということなのです。
佐藤 初女
(ヤフーニュース日本のマザーテレサ)