昨日読んでた本に、びっくりすることが
書いてありました。
『マザーテレサが、亡くなる1週間くらい
前から悪魔のようなものが見え始め、精神の
バランスを崩し、まるで悪魔が取りついた
ようになってしまったそうです。
そして悪魔を祓うためにエクソシスト
(悪魔祓いの専門家)を呼んだそうです。
しかし、悪魔だと思っていたのは、エゴでした。
エゴというのは、自分自身がたとえそれを
見たくなくても正面から見据え、受け入れて
統合していくしかないのです。
マザーテレサは、エゴを受け入れるのではなく
闘ってしまっていたため、周囲の人々も
見ていて辛くなるほど、酷く荒れて
しまったのだそうです。
彼女は数日間に渡って闘い続けましたが
息をひきとる最後の最後にベッドの中で
空中に両手を伸ばし、「あなただったのね」
と穏やかな表情でつぶやきながら、
抱きしめるようにして亡くなって
いったそうです。
つまり彼女は、エゴも神聖な自己の一部で
あることを、本当の意味で理解したのです。』
と書いてありました。
自分のエゴ(自我)は、何度も立ち上がって
くる問題です。
エゴを取ろう、手放そうと四苦八苦して
来ましたが、エゴも自己であると
受けいれてあげるということは、考えても
みないことでした。
初女さんは、愛とは受け容れること!と
言われてました。
自分を愛するとは、自分のエゴも受けいれる
ということなんですね。
深いな~
闘うからエゴが出て来るんですね…