北海道・北東北の縄文遺跡群が
ユネスコの世界文化遺産に
登録される見通しになってきた
そうです。
今朝、新聞記事を読んで
やっぱり縄文人は凄い!と
思いました。
北海道の入江貝塚で50年余り
前に発掘された人骨は、
十代後半から二十歳過ぎの
女性の骨と推定され、手足は
細く、幼少期の病気で寝たきり
だったとみられ、介護を受けて
生きて来たらしいと…
医学者の鈴木隆雄さんは
著書の中で、手厚い保護や
介助が必要な人を社会が
受け入れていた
<貴重な証人>であると
位置づけているそうです。
縄文時代の遺跡から発掘された
骨は、欧州の同じ時代の骨に
比べ、戦いで負った傷が少ない
らしいです。
私も、三枚丸山遺跡を訪ねた時
住居の近くに子どものお墓が
あったのには驚きました。
800基以上の子供のお墓が
見つかっているそうです。
縄文時代は、きっと子供が
亡くなるのは自然なことの
ように多かったのでないかと
思いますが、子どもの墓を
つくり埋葬した縄文人の心が
胸に響きました。
若い女性の骨からも縄文人の
心ある共同体がうかがえます
やっぱり縄文人は素晴らしい!