昨日は、中学三年の担任の
息子にとって、初めての
卒業式でした。
コロナで修学旅行も無くなり
中学生活の殆どの行事が
無くなった学年です。
卒業式にみんなで歌う歌も
マスクをして練習していたのに
直前になっては、歌うのでなく
ハミングに変更になった
そうです。
息子は、卒業証書授与の時も
胸が詰まることはなかった
けれど、歌になったら
ハミングの中から小さな声で
歌声が聞こえて来て、それを
聴いたら涙が止まらなくなった
と、話してくれました。
私も、それだけで涙が溢れて
しまいました。
歌いたかった思いが、きっと
小さな歌声となったのだと
思います。
生徒たちにとっても、
忘れられない卒業式に
なったことと思います。
息子は、教師をしていた
初女さんに、「初女先生は
なんで教師になったんですか」
なんて聞いていました。
初女さんが亡くなった時は、
母にとっての大事な人が
亡くなりましたと、
初女さんの死亡記事をコピー
して生徒達に配ってしまった
息子です。
初めての卒業式、恥ずかしく
なるくらい泣いてしまった
ようですよ、初女さん…
