新聞にタイで振り込め詐欺をやっていた15人が、
逮捕されたという記事が載ってました。
プール付きの家を借りて、ひたすら日本に
詐欺の電話をかける「実働部隊」だだったそうです。
外出もせず、奴隷のような暮らしだったようだと
捜査関係者が語ってたそうです。
捕まった15人が、顔を伏せている写真が
ありましたが、まだ若そうながっちりした
人ばかりでした。
私は、写真を見て一度きりしかない人生を
なんて粗末にしているんだろう…
人を騙すために、自分の人生の限りある時間を
使うなんてと、思ってしまいました。
私は息子を亡くした時、生きる気力を失い
息子のところへ逝くことばかり考えていました。
少し時間が経った時、自分の為に生きるのは
もういいや、でも人の為なら生きられるかも
と、思ったのです。
言葉にしてしまうと、きれいごとを言って
いるように聞こえますが…
いのちの本質がそこにあるのかなと、
思うようになりました。
日野原先生は、”いのち”とは、私たちが持っている
時間の証なのです。
「人が望むことはなんでしょう。平和です。
平和というのは、人が与えられたいのち(=時間)
を壊されてしまわないこと”です」
「人間は限られた”いのち”を持つ生きものです。」
「人のために使った時間と自分のために使った
時間のバランスはどうなっていますか?
人のために使っていますか?」
「あなたが持っている”時間”
(=”いのち”をできるだけ人のために使いましょう」
と言われていたそうです。
『私たちは人に仕えるために生まれてきました。
〝何のために生きるのか”"どうして生まれて
きたのか”と、頭を悩ませるより
人さまのお役に立つよう動いて下さい。
元気に挨拶するだけでも
じゅうぶん人を喜ばせることができますよ。
佐藤 初女』
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