昨日は、農協の朝市でふきのとうが
1つだけ残っていたので買ってきました。
今年初めてのふきのとうです。
大き目のふきのとうは天ぷらにして
小さいのはふきみそにしました。
初女さんのレシピのふきみそは
優しい味です。
ふきのとうを見ると初女さんを
思い出します。
初女さんの名刺にもふきのとうの絵が
添えられていました。
森のイスキアに、ふきのとうが顔を出す
ところがありました。
あのふきのとうは、今もあそこに
あるのかしら…
初女さんは、本当に優しく食材を
扱いました。
野菜を湯がく時も、野菜が透きとおる
瞬間を見逃すまいと、一心に見ているのです。
あんなに心を掛けてもらったら、
食材の方が美味しくなるぞ!って
思いますよね。
「心を掛けることは手を掛けること
手を掛けることは時間をかけること」と
言われてました。
ほうれん草のおひたしの絞り方も
まな板にほうれん草を乗せ、そのまな板を
斜めにして水が切れていくのを
待つのです。
今のお料理は時短が最初に来ます。
いかに時間をかけずに簡単に作るか
ですが初女さんは、素朴な料理ほど、
作る人の心配りがわかると
言われてました。
初女さんのお料理を食べると、心が
満たされてくるのです。
『「おいしい」とひと口に
言いますが、いろんな深さが
含まれています。
ですから、出来る限り手をかけて
おいしい料理にしてあげたい。』
『生き方と食事には
不思議なつながりがあるって
考えているの。
素材の命を生かすような料理を
すれば人も生かされるって。」
『こころの入った手作りを
食べていると
こころが満たされてきます。』
『食事は人を変える
大きな力を持っています。』
佐藤 初女
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます