ガンの手術をされた寂聴さんの講話は30分と
伺い、随分体力も落ちたのだろうと心配していました。
その寂聴さんが、京都から出てきて車椅子から
立ち上がって、訴えてる映像がニュース番組に
流れていました。
『寂聴さんは、「今また戦争が起こりそうな気がして
ならない。昭和16年から17年ごろの、表向きは平和だが、
すぐ後ろに軍靴の音が聞こえていた雰囲気に
似てきているように感じる」と指摘しました。
そのうえで、「殺すなかれ、殺させるなかれという
ことばはいちばん大事なことだ。私の最後の力を出して
法案に反対の行動を起こそうと思った。
安倍総理大臣には、本当に国民の幸せの為になることを
考えてほしい」と述べました。』と…
「日本が怖い戦争に向かっていると感じる。
その気持ちを、私が死ぬ前に伝えたいと思い
、ここにやってきた」という93歳の寂聴さんの行動が
心に響いています。