~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

「書」は深し、思いも深し

2015-06-28 21:41:32 | 日記

1月に「書」のグループ展があるのですが、毎年

メンバーの一人がその中で個展をやることに

なっているのです。

何と、その個展の順番が今度は私に回って

きたのです。

主人には、「君に個展なんて無理だよ。回覧板じゃ

あるまいし、何で順番なの」と、言われましたが…

大好きな白楽のギャラリーが、これが最後で

無くなるというので、やるっきゃないかと思い

実力もないのに「やります」などと言ってしまったの

です。

言ってしまったものの、書けなくて書けなくて

7点は書かなければいけないのに、一つも

出来ていないのです。

6月は毎週作品書きに取り組んでいたのに…

昨日、先生に見て頂いたら、もう次の字を

書いたらといわれ、ずーっと書いていた「星」を

置いて、次に気持ちを切り替えました。

そうしたら、ふっと浮かんだのが「足」でした。

初女先生の足をマッサージした時、ぺったんこの

先生の足を見て、働いて働いて来た足だなーと

忘れられませんでした。

初女先生のあの足を「書」で書きたいと思ったのです。

ところが、思いが強すぎて筆に伝わって

いかないのです。

そういえば「創」を書いた時も、同じようなことに

なりました。

あの時、先生に思いを外しなさいと言われたのを

思い出しました。

思いを取ると、筆がそれまでより自由になるのです。

そのことを先生にメールしたら、「思いは、もっと深い

ところから出ます。意識すると表面的になり

つまらないものになりがちです。」という返信が

来ました。

本当にそうです。

意識すると小手先になってしまうのです。

あー又しばらく「足」で苦しまなければ…

思いはもっと深いところから出る

ガツーンと来る一言でした。

「書」は深し、思いも深し

ちゃらちゃらしているのは私だけ…

また、頑張って書くぞー!

 

コメント
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