谷川俊太郎さんが、朝の番組に出ていました。
谷川さんの詩は大好きなので、家を出るぎりぎりまで
テレビの前に鎮座して観ていました。
谷川さんの朗読会にも行ったことがあります。
谷川さんの朗読は、とつとつとしていて
それでいて言葉が心に降りてくるのです。
本で知ったのですが、ある末期癌の方が
谷川さんの詩を谷川さんに読んでで欲しいという願いを
持っていたら、何がどのように繋がったのか
枕元で谷川さんが、その方の為に朗読された
そうです。
それを知った時、我欲のない真っ直ぐな思いは
相手の心に届くんだということを、教えて頂いた
気がしました。
谷川さんは、「言葉はいい加減だから(今の国会を
見ていてわかるでしょう)
だから詩を書いている。
言葉を超えたいと思って…」と言ってました。
またしても出てきた「言葉を超える…」です。
言葉を超えたいと思い詩を書く…どういうことなんだろう
私達は、言葉で意思の疎通をはかるけれど
大切なことは、言葉を超えたところにあるのだろうか
初女さんもランディさんに「言葉を超えてね」と
言ったそうです。
「言葉を超えるってどういうことなんだろう…」
ランディさんは、初女さんからもらったこの宿題の
答えを見つけたようです。
今度は、私がこの宿題の答えを見つけなければ…