画家不詳
ティル・オイレンシュピーゲルはドイツの伝説的な奇人。当時の下層民として国中を渡り歩き、様々な下賤な仕事に従事しながら、いろいろな悪戯をしたという。無邪気な中にも毒を含んだ馬鹿をやり、人間に命令する偉そうなやつらにいろいろな仕返しをしたという。
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ティル・オイレンシュピーゲルは実在の人物です。実際は今に伝わる伝説ほどひどくはなかったようだが、一生人間をからかって生きたようだ。その反動もきつかったようです。あまりにどぎつく人をからかいすぎて、人間が逃げるようにそばからいなくなり、孤独に死んでしまったようです。冗談ではすまなかった悪戯も、かなりあったようです。このようなトリックスター的な生き方を志向する人間もいるようだが、おすすめはしませんね。偉い人たちをからかいたくなる気持ちはわかるが。結局オイレンシュピーゲルは何もいいことはできないままに死んだ。魂が成長したわけでもなかった。本人にとっては、馬鹿なことばかりしたなという人生だったのです。